こんにちは。海外駐在に帯同して2年経った主婦です。※この記事を書いている2020年8月現在は、コロナの影響で日本に一時帰国中です
海外駐在に帯同する妻というと華やかなイメージがありますが、私が住んでいるのは新興国バングラデシュなので、娯楽も外食もほとんどなく慎ましく暮らしています。
この記事では、海外赴任に帯同する際に実際にやった準備や手続きを、私の実体験をもとにまとめました。
特に以下のような方に役立つ内容になっています。
- 海外赴任が決まったけど、何から手をつけていいかわからない
- 子連れでの帯同に不安がある
- 実際に帯同した家族がどんな準備をしたのか、リアルな体験談が知りたい
これから赴任に向けて準備を始める方の不安が少しでも軽くなるよう、実際に役立った情報・手続きの流れ・スケジュールを、時系列でご紹介していきます。
帯同する準備はいつから始めるか?
私が記録していたものによると、帯同準備を始めたのは渡航予定日の3ヶ月前から。渡航予定の立て方は様々だと思いますが、我が家では、娘が生後6ヶ月になるタイミング、かつ休暇で夫が帰国できるときに渡航することにしました。

生後6ヶ月だと、予防接種ラッシュが一旦落ち着く頃なのでこの時期にしました
渡航予定3ヶ月前にやること
仕事をしている場合は退職・休職などの申し出、またビザの手配は時間がかかることが多いため、早めにパスポートを申請したりビザの必要書類を確認したりしました。直前は荷物の整理などで忙しくなるため、3ヶ月前には今後のやるべきことを洗い出しておくのがいいかもしれません。
仕事をしている場合は退職・休職などの申し出
私が働いていた会社は休職制度がなかったので、退職を申し出ました。
パスポート申請
写真を撮ったりなんだかんだと時間がかかるのと、航空券やビザ申請にパスポートが必要になるため、早めにパスポートは作り始めたほうが良いです。私は、娘(当時0歳3ヶ月)の分が必要だったので、写真を撮りに行き、パスポート申請をしました。


また、乳幼児の写真を撮るのは素人には難しく、ビザ取得の際に顔写真がたくさん必要になったりするため、写真撮影は証明写真をデータでもらえる(1枚から焼き増しできる)スタジオマリオ
ビザ申請書の請求
大抵の場合、会社がビザ取得代行業者に委託し、ビザ申請の手続きを行うと思います。私も夫から、「妻と子どもが帯同する」旨を会社に伝えてもらい、ビザ申請手続を開始しました。
子どもを預けられる場所の確保
手続きや渡航前健康診断などで子どもを預ける必要が出てくる場面があります。私は先に主人が赴任、近くに親がいなかったので、区の一時預かり施設の登録に行きました。
最初は慣らし預かりで1、2時間だけ預けられる、という場合も。何もない時に慣らしの日を作っておくといいかと思います。
子どもを預けるのも、持ち物に記名したり体調チェックリストに記入したり何かと忙しいですが😂
渡航までに必要な予防接種の確認(大人)
アジアや新興国への渡航には、複数の予防接種が必要になるケースが多いです。
例えば私たちが渡航したバングラデシュでは、大人でも6種類以上の予防接種が推奨されました。
さらに、それぞれのワクチンで2回接種・3回接種が必要なものもあるため、実際には10本以上の注射を受けることになります。
また、以下のようなスケジュールに注意が必要です。
- 2回接種のもの → 初回と2回目の間に数週間の間隔が必要
- 3回接種のもの → 渡航前に2回、3回目は一時帰国時などに接種OK
- 次の接種まで4週間空ける必要のあるワクチンもあり、一気に接種できない


渡航までに必要な予防接種の確認(子ども)
子ども、特に乳幼児の場合は、
・受けられるワクチンに年齢制限がある
・病院によって対応方針が異なる
といった点に注意が必要です。
そのため、受ける病院には事前にしっかり確認を入れることが大切です。
✅ 1歳未満の子どもは「定期接種+任意接種」で本数が多くなる
我が家の場合、1歳未満の子どもがいたため、定期予防接種に加えて渡航向けのワクチンを打つ必要がありました。
結果として、かなりの本数の注射を受けることに…。
ただ、相談した病院では以下のような柔軟な対応をしてくれました。
- 無理にすべて接種しなくてもよい
- 受けられる年齢になってからでOKという方針
- そのため、渡航前に接種したのは「A型肝炎」のみ
- 狂犬病ワクチンは、もう少し大きくなってからで良いとのアドバイス → しばらくは外を自由に歩き回ることも少ないため
🏥 病院によって対応はまちまち。まずは「相談」を!
トラベルクリニックや小児科の中でも、
・海外渡航の子ども向けワクチンに慣れているか
・スケジュールや優先順位を一緒に考えてくれるか
には差があります。
不安な方は、数カ所の病院に問い合わせて比較するのもおすすめです。
✈ 渡航後の予防接種は?
定期接種の続きは、我が家では一時帰国時に日本で接種しています。
中には海外で打てる国もありますが、ワクチンの種類や品質に不安がある場合もあるため、できるだけ日本で打つようにしています。


健康診断の受診
これはたまたま会社の健康診断の時期と被ったこともあり、この時期に受けました。帯同家族は診断結果を会社に提出しないといけない、というところも多いと思うので、早めに受けて早めに出すのが安心だと思います。
2ヶ月前
渡航日程・フライトの決定
まずは渡航日とフライトを確定。我が家では、夫の会社にフライト手配を依頼しました。
日程の決め方は、
- 夫が8月の休暇で一時帰国
- そのタイミングに合わせて一緒に出発
- 渡航後2日ほどは一緒に荷ほどきや買い出しをしたい
という理由から、夫の休暇終了3日前を渡航日に設定しました。
大きな荷物が多くなるため、家族そろっての渡航はやっぱり安心です。
ちなみにバングラデシュ・ダッカの空港は入国審査がかなり混むので、「着いたらイミグレまでダッシュ!」というローカル情報も役立ちました(笑)。
勤務先に退職日(または休職日)を伝える
フライトが決まったら、会社へ退職日または休職日の相談を。
私は当時、育休手当をもらっていたこともあり(子どもが健康か、新興国でも生活できそうかを、ギリギリまで見極めたかったため)できるだけ長く在籍することにして、フライトの前日を退職日に設定しました。
確定拠出年金の移行
会社で「企業型確定拠出年金(DC制度)」に加入していた場合、退職にあたって拠出金の移行手続きが必要です。
私の場合:
- 毎年のボーナスから拠出されていた
- 移行方法は「次の会社に引き継ぐ」「自分でiDeCo運用」「引き出す」の3択
- 退職後はiDeCoでの運用を選択
「ひふみ投信」での運用が人気という記事を見て、イオン銀行の証券口座を開設しました(当時は預金金利0.1%!と書いてあったのも理由のひとつ…)
住んでいる住宅の手続き
我が家は賃貸だったので、規定通り2ヶ月前に退去申請をしました。持ち家の方は貸しに出すとか、人によっては「売った」とも聞きます。仲介業者と連絡を取ったり、もっと色々と手続きがあるのだと思います。
火災保険の解約
火災保険は2年契約・途中返金有りというものが多いと思うので、自分が加入している火災保険があれば解約申請するのがベターです。電話一本ですぐに解約でき、1年分くらいの保険金が戻ってきました。
引越し業者の下見
会社が契約している業者と連絡し、荷物の見積もりに来てもらいました。
事前に
- 船便で持っていくもの
- 航空便で早めに必要なもの
- 会社契約のトランクルームに保管するもの
- 処分・譲渡する予定のもの
を簡単に分類しておきます。
見積もりに来てくれた業者の方はさすがはプロ、この量だとこれはいけるけど、この辺りは積めないかもしれない、トランクルームに入れられるのはこれくらいですとテキパキと教えてくれました。そして、減らさなくてはならない荷物の量を知れるのは今後の引越し準備に備えられるのでありがたい。
それと同時に、荷物の搬出日も決定しました。 (我が家は渡航前日)



コロナ禍では、立ち会い見積もりではなくオンライン見積もりをすることが増えてきているみたいです。立ち会いの方が「思っていたよりこの家具大きい!」みたいなのがなくて確実だとは思いますが、
歯医者に通う
渡航先によってはなかなか行けなくなる病院。歯医者はあっても海外保険の対象外というところも多いと思います。私は産後初めて行ったところ、結構治す箇所があったので渡航直前まで通っていました。産前産後って虫歯が増えるみたいですね。。
海外渡航用のワクチン接種を始める
渡航する地域によってはかなり種類が多くなる予防接種。腸チフスなど、都市部のトラベルクリニックでしか扱っていないワクチンもあるため、基本は近所で受け、それ以外は有楽町のトラベルクリニックに通いました。
私は子連れでトラベルクリニックに通ったのですが、抱っこ紐をしたまま注射してもらったりもしました。子どもが小さくて全然動かなかったから良かったけど、先生も緊張しただろうな・・。
携帯電話のキャリアを見直す(渡航前にやるのがおすすめ)
これは私自身が渡航前にやっておけばよかった…!と後悔したポイントです。
🌐 大手キャリアでの番号保管サービス
大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)には、電話番号を維持するための「番号保管サービス」があります。
- 月額500円ほどで番号キープOK
- ただし、手続きに3,000円近い手数料がかかる
- 一時帰国中に番号を一時的に再開する場合、毎回店舗へ行く必要があり、これがとても面倒…
私は結局この煩雑さに疲れて、サービスの利用をやめてしまいました。
📱 一時帰国中に格安SIMへ乗り換えを決意
「じゃあ一時帰国したときに格安SIMに変えよう!」と思っても、意外な落とし穴が。
- ネット申し込み+SIM郵送の方がポイント還元などのキャンペーンが充実している
- でもSIM受け取りには本人確認書類(現住所付き)が必要
- 住民票を抜いてしまっていた私は、受け取り不可で断念…!
仕方なく、店舗で手続きして乗り換えました。


✅ 結論:渡航前にキャリア見直しを!
- 長期海外赴任なら、最初から格安SIMに乗り換えて番号キープ
- povo・LINEMO・楽天モバイルなど、柔軟な契約内容のキャリアがおすすめ
- 郵送手続きが面倒にならないよう、住所のあるうちに済ませておくのがベスト!
「携帯番号どうする?」問題は見落としがちなので、早めの準備がほんとうに大事です!
楽天モバイル、月額料金が千円くらいでキープできて、かつ対応している国では2GBまで無料で使えるので、時々バンコクに遊びに行くみたいな我が家の生活スタイルには合っていたかも・・と思います。
LINEMOは月額使用料は1300円くらいです。
不用品の処分を始める
通勤用に着ていた服、趣味のダンスや友人の結婚式余興で使った衣装、もう読まない本、買ったものの合わなくて使っていない化粧品などはどんどんメルカリに出しました。また、捨てられずに取っておきがちだった紙袋類も厳選して捨てました。(それでもまだいっぱいある)
どうしようもない服たちは、万が一100円とか200円とかついたらいいな・・という気持ちで買取へ送りました。
買取業者のブランディアは、(特に高額ブランド物も出さなかったので)買取金額はさほどでしたが、初回買取キャンペーンで1000円振り込んでもらえたのがありがたかった。


友人に会う
渡航までの週末を数えると、働いている友達に会える日数は残りわずか・・ということでアポイントを入れて週末は友達とランチしたりしていました。産休育休中の友人とは平日にゆっくり会ったりして、なんだか、この時期も楽しかったな・・
1ヶ月前
不要となる有料サービス、クレジットカードの解約
有料動画サービスなどの中で海外で使えないもの(DAZNなど視聴できない。VPNを使えば見られるかも)、使う予定がなければ新幹線のエクスプレス会員、海外にいる間は使わなさそうな有料クレジットカード(ショッピングモールのとか)は解約。マルイのクレジットカードなど、年会費無料かつ海外旅行保険がついているものはそのまま持って行っています。
またAmazon定期便なども登録したままになっていないか確認。
会社へ退職届提出
上司が在席している方タイミングを同僚の子に教えてもらい、出社して退職届を提出しました。ぶらぶらする時間だけはあったので、高島屋や三越などのお菓子コーナーを吟味し、手土産を持って行きました。


海外転出届を出す(または住民票を残す)
海外に帯同した人の中には、定期的に帰国もするので住民票を残す人もいる、と聞いていたので私もどうしようか?と考えていました。結局は海外転出することに。児童手当や子ども医療費助成などはもらえなくなり、また子どもの予防接種も自費になりますが、予防接種については会社で負担してもらえることに。




最近はコロナで一時帰国、年内は国内にいそうなので住民登録をしました。


電気・水道・ガス・郵便の手続き
退去日に合わせて電気・水道・ガスは停止申し込みをしました。また、郵便は実家宛に転送手続きをしました。夫はNHKの受信停止手続きをしていました。
クレジットカードやDMの宛先を受け取れる場所に変更
DMなどが届く可能性のあるクレジットカード・通販の会員登録は、郵便物を受け取れる実家に住所変更しました。
予防接種、歯医者完了
渡航先によっては現地の病院で受けられるので、あまり神経質になりすぎなくて良かったかな、、でもひとまず受けられるものは受け終えました。痛かった!
フライトで預けられる荷物の重量チェック
船便、AIR便などで送るものを決めたら、重要なのが「ハンドキャリーでどれだけ持っていけるか」。先進国であれば現地で家電や日本食材を買ったり、また服や化粧品なども現地調達すればいいのですが、こども用品を持っていく場合・渡航先がバングラデシュのように自由にものが手に入らない国の場合、ハンドキャリーでどれだけ持っていけるかが勝負です。
ちなみにシンガポール航空の場合、アメリカ出発・到着以外のフライトでは重量制をとっており、個数に制限はありません。
重量制
出発地または目的地に米国を含まない旅程に適用
ご利用クラス 許容量 PPSクラブ会員 クリスフライヤー・エリートゴールド / スターアライアンス ゴールド会員 スイートおよびファーストクラス 50kg 追加で50kg
合計:100kg追加20㎏
合計:70kgビジネスクラス 40kg 追加で40kg
合計:80kg追加20㎏
合計:60kgプレミアムエコノミークラス 35kg 追加で35kg
合計:70kg追加20㎏
合計:55kgエコノミークラス フレックス 35kg 追加で30kg
合計:65kg追加で20kg
合計:55kgスタンダード 30kg 追加で30kg
合計:60kg追加で20kg
合計:50kgライト 30kg 追加で30kg
合計:60kg追加で20kg
合計:50kg
乳幼児のお客様には10kgの無料受託手荷物許容量が適用されます。その他に以下の二つのカテゴリーから一つずつ無料にてお預けいただけます。1. 折りたたみ式ベビーカー
2. 持ち運び式ベビーベッド、またはカーシート
https://www.singaporeair.com/ja_JP/jp/travel-info/baggage/checked-baggage/
夫の会社は「赴任・帰任の時はビジネスクラス」であり、私がスタアラゴールド会員(夫も家族カード)なので60kg x 2人 +乳幼児10kg=130kgがMAX重量でした。(夫は自腹でビジネスをとりました)
機内食が選択できる航空会社の場合、前もって決めておくのがちょっと楽しいと思います!


荷物搬出後の宿の確保
空港からのアクセス圏内に実家などがあればいいのですが、そうでない場合や早朝フライトなどの場合、余裕を持って空港近くに宿を確保しておくこともいいかと思います。
我が家は空港内にあるロイヤルパークホテルを予約。チェックインカウンターと同じフロア続きにあるホテルなので、荷物が多くても建物移動がなく楽です。
成田から出発した時はこちらに泊まりました↓


買い出し
現地で買えない且つ現地でも使いたいものの買い出しです。会社によっては「日本物資の船便送付サービス」を導入していて、年に数回、決められた重量までのお米や日本食材、粉ミルクなどを購入できるところがあります。そう言ったものがあるか?どれくらい現地で手に入る食材でやっていけるか?によって持っていくものの量は変わると思います。
バングラデシュの首都ダッカは、アジアの他の国の都市部に比べると、手に入る日本調味料の数は少ないと思います。↓


初めての子育て、日本にいてもわからないことだらけでしたが、現地で何が手に入るかはもっとわからなかったので、一通り日本から持っていくことに。


病院にかかるハードルが高い地域では、大人と子どもの常備薬が活躍します。


その他、ちょっと美味しい調味料やレトルト食材などはあると生活が潤います。


衣類について。国によっては宗教上肌をたくさん見せないようになどルール?もあるので、気候にあった無難な服、且つ海外の洗濯機にも耐える服が一番使えるという結論になりました。 (基本ユニクロです)
駐在員・ご家族へのお土産探し
海外赴任のタイミングで忘れがちなのが、「現地にいる駐在員・ご家族へのお土産」です。ここは、先に現地入りしている旦那さんにリサーチしてもらうのがおすすめです☺️
- 会社の同僚・上司・現地スタッフなど、誰に渡すのか?
- 帯同家族(奥様)向けのお土産は必要か?
- 奥様たちは今現地にいらっしゃる?それとも一時帰国中?
- 何名分、どのくらいの価格帯で準備すべきか?
など。私が渡航したときは、夏の一時帰国のシーズンで帰国中の奥様たちも多かったので、次に会った時にお渡しできる日持ちのするお菓子を持って行きました。
1. 【ヨックモック】シガール(缶入り)
- おすすめポイント: 個包装・上品な缶入り・万人ウケ
- 賞味期限: 約60日〜90日
- 特徴: どこに出しても恥ずかしくない定番。軽くて持ち運びも◎
- 目安価格: 1,000円〜3,000円程度(缶のサイズで調整可能)
2. 【とらや】小形羊羹
- おすすめポイント: 高級感あり・和風・常温で半年以上OK
- 賞味期限: 約1年
- 特徴: 「海外=和菓子が新鮮」なので喜ばれる。甘さ控えめで現地の方にも人気。
- 目安価格: 5本入りで約1,700円前後
3. 【かきたねキッチン】フレーバー柿の種(小袋詰め合わせ)
- おすすめポイント: 和風&おつまみにも◎
- 賞味期限: 約120日
- 特徴: 柚子胡椒・チーズ・海鮮風味など珍しいフレーバーがあり、普段甘いものを食べない人にも。
- 目安価格: 小袋5〜6袋で1,000円〜1,500円程度
4. 【文明堂】カット包装カステラ
- おすすめポイント: 高級感・日持ち◎・しっとり美味しい
- 賞味期限: 約15日
- 特徴: カステラが個包装になっているもの。箱ごとでも、個包装ごとでも渡しやすい
- 目安価格: 5個入り972円〜、箱入りギフトもあり
その他、地方銘菓や名産品もおすすめです✨
荷造り
船便・AIR便で送るもの、トランクルームに入れるものの仕分けを行い、搬出の日に備えました。と言っても、我が家は食器の梱包なども日通の方達がやってくれたのでさほどすることはなかったです。
手荷物の準備
飛行機の預け荷物重量を参考に、ハンドキャリーする荷物を詰めていきます。
我が家は130kgでしたがその荷物がこちら


実際に預けたものの写真です↑9点。
①ベビーカー④圧縮袋に入れた服を詰めたダンボール⑤すぐ使いたいパズルマット⑥食材を詰め込んだクーラーボックス


ほとんどが子どものものだと思います。これに加えてパソコンや貴重品・大量おむつと哺乳瓶を入れた激重リュック、最後の最後に入りきらなかった荷物を詰めた紙袋、抱っこ紐で赤子を抱えて飛行機に乗りました。
空港までの移動手段を考える
我が家はタクシー→空港バス で羽田空港まで行きました。
スーツケースはあらかじめ3個くらい空港に配送しておいたのですが、それでも夜逃げレベルの荷物を持ってウロウロしていたのでタクシーに無言の拒否をされること数回。しかし心優しいドライバーさんが見つかって、荷物を全部載せてくれました。真昼間の都内だったのでタクシーはすぐ見つかりましたが、朝早い場合などはできれば予約したいです・・!
空港バスも、基本はスーツケースはひとり1個までですよ、とのこと。空いていたので係の方が多くなってもいいですよと言ってくれて本当に助かった・・。
フライト当日
約11時間のフライト+4時間のトランジット。小さな子どもを連れての移動はなかなかハードでしたが、以下のグッズを持ち込んで乗り切りました。




本当にお疲れ様でした!!
ここまで準備して、いよいよ出発。うまくいかないこと、予期せぬトラブルもあるかもしれませんが、「なんとかなる精神」で、肩の力を抜いてやっていきましょう。現地に着いてからも、助けてくれる人や日本人コミュニティがあることも多いです。どうか良い海外生活になりますように…!
To Doリスト管理、どうしてた?
やることが膨大すぎて、いろんなことを忘れそうになりますよね。私はこのように管理していました。
◆ 手帳に「やることリスト」を書いて管理
・毎朝、やることを手書きでリストアップ
・夜にできた項目には✓チェック、できなかったものは次の日に書き写す
→ 細かいことでも「やった感」が得られ、精神的にすごく助けられました。
娘との2人生活でぼんやり過ごしがちだった日も、「でも今日はこれができた」と思えてモチベ維持に◎。
◆ スマホのリマインダー機能をフル活用
・「◯時に◯◯予約」など時間が決まっているタスクは、リマインダーで通知
・ToDo管理アプリではなく、標準の「リマインダー」アプリで十分使えました
→ 産後って、本当に忘れっぽくなります…!思いついたら即スマホにメモしていました。
お読みいただき、ありがとうございました!
コメント
コメント一覧 (2件)
カートに乗っているの凄い荷物ですね。一つ紛失してもわからなくなりそう。
>miyakoさん
たしかに、現地まで失くさず持っていけたのは幸運でした!お気に入りの家電をスーツケースに入れたり、ちょっと頑張りすぎました。笑