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KIKO
2022年4月〜スリランカ駐妻1年目
2018-2020年はバングラデシュにいました
海外営業→秘書→無職2姉妹の母
大福・ごま汁粉・チーズケーキが好きです

海外でプレスクール・保育園を探してみた【見学・選び方・働いてなくても通える?費用は?】

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こんにちは。インフレ真っ只中のスリランカに住む主婦です。

我が家は長女が年中の歳になるのですが、4月にコロンボに来てからはしばらく自宅で南国ボケしそうな生活を送っておりました。日本では毎日幼稚園でたくさんの人と関わって遊んだり学んだりしていたのに、ソファでゴロゴロこのままではいかんと幼稚園を探すことにしました。また、長女はバングラデシュ在住の時、1歳過ぎから近所のプレスクールに通って楽しそうにしていました。次女も完全に卒乳し、「もう4年間も育児頑張ってきたしゆるくいこう」と思ったことから1歳過ぎの次女も一緒に通えるところを探すことに。

目次

海外では「幼稚園」があるのか?プレスクールとの違いは?

日本でいう幼稚園(Kindergarten)は3・4歳の年少から5・6歳の年長まで。ですが海外の場合、Kindergartenと呼ばれる年齢はもう少し短いようです。アメリカは5歳がKindergartenの年、今いるスリランカのインターナショナルスクールを見てみると、Kindergartenは4から6歳の2年間(イギリス式なのかな)。

Kindergartenの前に通うところはPre-schoolと呼ばれたり、インターではPre-Receptionと呼ばれたりするところ。コロンボのPre-schoolは、18ヶ月または2歳からが対象年齢のところがほとんどでした

頭の中がごちゃつきそうなので図に書いてみました。

プレスクールを5歳まで通ってPrimary(Year1)いわゆる小学校に通う子もいれば、途中でインターのKG(Kindergarten)に入る子もいるようです。日本人学校は4月始まり・小学校6年間・中学校3年間なので、日本と同じ暦と年次で通うことができるようです。

日本でいう保育園は?「Day Care」があるところを探す

バングラ・スリランカどちらのプレスクールも基本は午前中の3時間くらい、お昼を食べる前に終わります。それより長い時間見ていてもらいたい場合は「Preschool+Daycare」というセットで申し込みます。また、プレスクールの対象年齢に達していない時でも、Daycareであれば預けられる場合があります。我が家の次女は14ヶ月なので、0歳児から入れるDay careがついているプレスクールを探しました。

共働きでなくても利用できる?

プレスクールは基本的には共働きでなくても利用できると思います。(少なくともコロンボで検索した数多くのプレスクールではそのような記述はなかった)「DayCare」で赤ちゃんを預けている人は共働きの人も多いかと思いますが、働いていないと預けられないという決まりはなさそうです。

公立や私立、国によってこの辺りは異なると思います。日本のように待機児童がいる国もあるのだろうな・・コロンボでは、積極的に園児を募集している園は、インスタなどのSNSサイトにそのような記述がありました。

海外で幼稚園・プレスクール・保育園を探すには(事前情報なしの場合)

現地に着いてから情報収集を始めても良いのですが、このご時世結構帰国されている方も多いので、先にスリランカ入りした夫の知っている人の中では子どもをプレに通わせている人はいないということでした。あとは私がせっかちなことから日本にいる間に自力で検索することに。

日本で下調べ(Google Map)

Google mapで自分が住むであろう大まかな場所(外国人が住む地区、勤務場所の近くなど)で「Preschool」や「Daycare」を検索、ホームページがあれば確認します。対象年齢などが書いてあれば確認しておき、自分の子どもが入れる場所なのかなんとなく検討し、なんとなく入れそうだと思ったら保存しておきます。ついでに周囲の環境もチェック。特に南アジアのような場所の場合、「いい住宅地」「大使館のある地域」「名門学校やインターナショナルスクールの近く」であれば、外れが少ない気がします

インスタやFacebookなどのSNSも検索してみると良いかもです。子どもたちの普段のアクティビティをマメに更新しているところも。

現地に着いたら気になる園にアポイントを取る

家も決まり、海外での電話番号も取得し、少し落ち着いたら保存しておいた園の中から通いやすそうな場所のところをピックアップ、再度ホームページなどを確認して実際に行ってみたいところがあれば、アポイントを取ります。私は4つの園のホームページ、Facebookページから申し込みフォームまたはWhat's appを使ってメッセージを送りました。電話だとうまくアポイントが取れる自信がないので、文章で送りました。。!

園の見学

園によってはすぐに返信をもらえたところ、1週間ほど返事がなかったところもありましたが、4つに問い合わせをして4つとも見学に行くことができました。感謝。

見学するときは何を確認するべき?

この辺りは日本の保育園や幼稚園を見学する時とさほど変わらないと思います。が、バングラ・スリランカどちらの保育園を見学しに行っても、基本的には「で、聞きたいことはある?」という感じなので、最低限聞きたいことは準備しておくといいかと思います。

設備・綺麗さ

園によって、人数も建物の大きさもどんな子どもが来ているのかも全く異なりました。設備の充実度合い・綺麗さも異なります。初日に2つの園を見学した後、長女が「お外にブランコがあるところがいい」と言っていたので、園庭のある園にしようと探しました。

子どもたちの人数・雰囲気

長女は比較的社交的なタイプですが、活発なタイプではないのでガヤガヤした雰囲気の場所は少し気後れする様子。園によってはとても賑やかで活発(それは普通はいいことなのですが)なところ、静かにお勉強に取り組むところがあり、長女は後者の方が合うかなと思いました。また、外国人はいるかも確認。他に外国人がいる園だと同じような駐在家庭の子どもが通う場所なのかもということ、また先生も言葉があまり通じないことに慣れているのか、すんなり受け入れてもらえるかと思ったためです。

先生の雰囲気・人数

親が先生たちを信頼していると、不思議と子どももその先生を好きでうまくやっている気がします。日本でもいくつか一時預かりの保育園を利用しましたが、信頼のおける先生がいる保育園は長女も喜んで通っていた一方、「なんだかなぁ」と思うやりとりが多々あった保育園は途中から「もう行きたくないよ」と言っていました。コロンボでも4ヶ所まわってみると、「この先生はデキる・・めっちゃいい・・」というところがあったので、それも大きな決め手になりました。

学習サポートの有無

長女は4歳年中の歳。早ければ5月にプレスクールに入ったとしても同年の9月にはインターのKindergartenクラスに入学するかも?と思っていました。4ヶ月だけ通えるのかな、、とドキドキしていたら、4つの園のうち2つからは「4ヶ月でもOK、インターに入る子どもたちの準備もカリキュラムに含んでいます」との回答が。インターに入るまでの間だけでも通えるし、インターはお昼頃の早い時間で終わるようなので、放課後の学童的なプランを利用して引き続き通えるところも。我が家は英語ゼロの状態なので、学習サポートはかなりありがたい。

給食の有無、送迎の有無

給食と朝夕のおやつの出るところ、出ないところがありました。(スリランカだから基本毎日何かしらのカレーだったような)また、1つの園では送迎もあるとのこと。

費用

コロンボでは日本円に換算するとさほど高くない園がほとんどでしたが、物価の高い国だと入園金や授業料が結構かかると思います。駐在の場合、会社の補助がどれくらい出るかも念頭に、費用を確認すべきかと思います。

長女が昼寝をしない(時々寝落ちするが、高確率で深夜まで眠れなくなる)ので、昼寝をしなくてもいいか?ということも確認しました。大きい子がいる場合は大丈夫だと思いますが、念のため聞いておきました。

入園希望、入園希望日を伝える

いつから保育を開始したい?と聞かれるので、希望の日程を伝えます。あちらの都合もあるので、あくまで希望でOK。「明後日からでもいいよ」というところと「来週からでいいよ」というところがありました。こういうところ、海外は早いところが多くてありがたい。

持ち物の確認・入学金支払い

園によってはきちんと持ち物リストを作ってくれているところもあります。着替えやタオル、水筒など基本的には日本で一時預かりを利用する時とさほど変わりません。あとは暑い国だから日中シャワーを浴びるので石鹸・保湿剤、蚊がいるので虫除け(Mosquito Repellent)を持っていくくらい。登園までに入園金、初月の授業料・教材費などの振込を行いました。

登園開始

登園日、登園できる時間に連れて行きます。お迎えの時間は事前申告が必要な場合もありますが、園によってはDaycare時間内なら何時でも、というところも。

コロンボで見学した4つの園比較

Google mapとホームページから見つけてアポイントを取った4つの園を見に行ってみました。1日目にA・B園、翌週にC園、その翌日にD園。

A園

一軒家の小規模保育園。小規模のため、見学に行った時にいた先生は2人。基本的に赤ちゃんから5歳くらいの子まで同じ空間で過ごす。スリランカ人のみ。一応プレスクールの授業時間があり、時間になると別の先生がやってくるとのこと。給食・スナックは園で準備してもらえる。訪問時は停電のため、暑さに慣れていないせいもありめちゃくちゃ暑かった・・

選ばなかった理由

自由時間だったからか?室内にはモンテッソーリ教育の道具があったものの、特に誰かがそれを使う様子なし。先生も2人なのであまり全員に何かをさせる感じでもなかった。誰か来ないか、何か起きないかと外をじっと見ている(ように見える)子どもたち。先生に抱っこされている1歳の子は暑いからかおむつ1枚で過ごしていて、次女もこんな感じになるのかと思うとちょっとなんだかなぁ・・と感じたため。先生は優しく、園庭にブランコもあることから長女は気に入っていた。あと、長い袋小路の奥に位置していたのでUberが全然来なくて帰りに泣きそうになったため。

B園

A園よりは人数の多いプレスクール+保育園。午後に行ったので、学校が終わってから放課後に来ている子たちも何人かいた。一軒家にあり、1階は玄関とオフィス、子どもが過ごすのは2階。靴を脱ぐところに大きなGが転がっていた他はまぁ綺麗かも・・?と思えるくらいでした。が、長女的には園庭がないから嫌だとのこと。

C園(ここに入園)

A・Bを見学しに行った後日に訪問したC園。あまりGoogle map上に情報がなかったので日本にいるときはスルーしていたようですが、改めて調べてみると良さそうだったため。コロニアル様式?の綺麗な建物。出迎えてくれた先生が若くて聡明な感じがして、非常に信頼がおけると感じた。規模が大きく、4歳クラスは20人以上。園庭は広くて楽しそうな遊具が充実しており、室内はここもモンテッソーリの道具が置いてある。トイレ、お昼寝の場所も一番清潔だと感じた。赤ちゃんクラスは結構しっかり冷房が効いていた。(停電の時はつかないだろうけど)

行った時間がお昼寝の時間だったからか、何人かの子どもが静かに遊んでいた。普段はシャワーを浴びてからお昼寝をするけれど、お昼寝をしない子は静かに遊ばせます、とのこと。先生と生徒の数の比率がきちんと決められており、1歳児は2人に対し先生1人がつくとのこと。他の先生たちも若くてイケイケな人多め。雑務をしてくれる人たちも雇っているのでかなり大人が多い。在籍する子どもの中には外国人も複数いるとのこと。外国人・スリランカ人両方ここからインターへ進学する子どもも沢山いる。4歳長女は英語ができないので、今年インターのKindergartenに行くか、1年ここで学んでから行くかは入園後に検討してくれるとのこと。

D園

プレスクールと0歳からのDaycareを両方やっている園の中ではこちらも最大規模?のD園。なかなかアポが取れなかったものの、見学させてもらえることになったので行ってみた。C園と同様にコロニアル様式っぽい建物で、園庭も充実。広い空間で、100人くらいの子どもたちがプレスクールの取り組みをやっているところだった。4歳長女の場合、プレスクールで学び、9月からのインターKindergarten進学もサポートできますとのこと。給食・スナックは園で用意してくれ、希望者は送迎もあるとのことで親の負担が少ないのが魅力。子どもたちの授業風景を見てみるとかなり元気で、こちらの風習?なのか皆机をバンバン叩いていた。(この問題がわかった!みたいなサインなのか?)

C園と同様にかなり魅力があるけれど、長女はこの雰囲気に圧倒されてなかなか馴染めないかも、と感じる。(北関東にいるとき、1日どろんこで過ごす保育園が近くにあったので一時預かりに行かせたら、毎日通っている子どもたちが元気すぎて(それは良いこと)圧倒されていた)

費用は?

インターナショナルスクールの費用が格安とも言われるスリランカ、プレスクールとDaycareの費用も日本と比べるとかなりお安いです。(あ、でも日本の幼稚園は無償化になったんだったか)4歳児、1日1000円くらい。1歳児はもう少し高い。入園金は北関東の幼稚園と変わらないくらいでした。

1ヶ月通わせてみて感じたこと、子どもたちの変わったことについてまた書きます。

日本語学習はどうする?

海外にいると忘れてしまいがちな日本語学習。我が家は日本にいる時から「こどもちゃれんじ」を続けています。年少になる年くらいからひらがなを読めるような知育おもちゃ(ひらがなパソコン)がやってきて、年中の年には遊びながらひらがなを書く練習も始まります。まだまだ危うい字が多いですが、我が家の4歳児は簡単なひらがなは書けるようになってきました。

また、海外に来てしまうとタブレットで学べる「しまじろうクラブアプリ」が使えなくなる、と書かれていますが、我が家は海外でも登録できました。登録方法は別途書きます。

アルファベットも対応しているので、海外にもお名前シールを作って持ってきました↓

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この記事を書いた人

2018年〜2020年バングラデシュ帯同
コロナで帰国後2022年4月からスリランカ駐妻になりました。
南アジアで姉妹子育て中です。
バングラデシュ・スリランカの生活、駐在帯同準備、妊婦ひとり暮らし、0歳児と2人暮らし、子連れ海外旅行などについて書いています。

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