先日、義実家の屋根修理が無事に終わりました。
作業スケジュールはこんな感じ。
- 1日目:足場組み(半日)
- 2〜4日目:雨予報のため休み
- 5〜6日目:修理作業(9:00〜16:00)
- 7日目:足場解体(半日)
雨の日が続いたため完了まで約1週間かかりましたが、実際の作業日数はわずか2日。
職人さんたちは予定通りに来て、作業もスムーズ。生活への影響もほとんどなく、「家の修理ってこんなにストレスなく終わるんだ」と少し感動してしまいました。
もちろん、足場だけ組まれた状態で数日間待つのは少し落ち着きませんでしたが、それでも予定が共有されていて、進捗も分かる安心感がありました。
そんな経験をして思い出したのが、バングラデシュ・ダッカで暮らしていた頃の住居メンテナンス事情です。
日本では当たり前だと思っていたことが当たり前ではない世界。
約2年間、ダッカで数々の修理やメンテナンスを経験した結果、いつの間にか「業者さんは予定通り来ないもの」「工事は予定通り終わらないもの」という前提で生活するようになっていました。
今回はそんなダッカでのメンテナンス事情を振り返ってみたいと思います。
もちろん「日本が良くてダッカが悪い」という話ではありません。
人件費も働く環境も全く異なりますし、それぞれの国の事情を考えると、ある意味とても合理的とも言えます☺️これから経験される方は「こういうものだ」という心づもりに、すでに南アジアで体験されている方には「あるある」として読んでいただけますと幸いです☺️
追記:現在スリランカ5年目、この記事を書いてから6年経ちますが、メンテナンスは似た感じです。
時間の正確さ
日本の場合
今回お願いした業者さんは、作業開始が8時30分なら8時30分ちょうどに到着。
雨予報で作業中止になった日も、事前に電話で連絡をいただけました。
「いつ来るんだろう」と待ち続けることもなく、予定が立てやすいのがありがたいところです。
ダッカの場合
一方ダッカでは、30分〜1時間程度の遅れは珍しくありません。
以前、業者さんがなかなか来ずにやきもきしていたところ、お手伝いさんから
「11時に来てほしいなら10時開始と伝えるべき」
というアドバイスをもらったことも。
もちろん前の現場が長引いていたり、交通事情があったりと理由はあるのですが、こちらから連絡しないと状況がわからないことも多く、なかなか忍耐力が鍛えられます。
作業中の様子
日本の場合
今回は屋根修理だったため、作業は基本的に屋外。
むしろ何をしているのかほとんど見えないくらいでしたが、気付けば作業が終わっていました。
ダッカの場合
ダッカでは作業中にしょっちゅう「マダム!」と呼ばれるので、基本的に様子を見守っています。
そして時々、
- 外から裸足または裸足に近いサンダルでやってきて、裸足で娘のパズルマット(娘はまだハイハイ)に上がる
- 取り外したホコリまみれの電球をランチョンマットの上に置く
など、ちょっと待て待てと言いたくなる場面もあります。
もちろん悪気はなく、彼らなりに作業しやすい場所を選んでいるだけなのですが、日本との感覚の違いを感じる瞬間でした。
騒音
日本の場合
今回は屋根を工事しているのにも関わらず、2階で寝ている娘のお昼寝時間帯もほとんど気になる騒音はありませんでした。
ダッカの場合
逆にダッカでは、何の工事予定もない日に突然、ドリルのような音が響いてきたり、どこからともなく金づちを叩きつけるようなトントントン…と言う音が聞こえて来ていました。
どこで何をしているのか分からないのに、なぜか工事の音だけは聞こえてくる不思議な環境でした。
効率の良さ
日本の場合
足場の組み立てや解体を間近で見る機会は初めてでしたが、とにかく早い。
作業の流れも無駄がなく、見ていて感心してしまいました。
ダッカの場合
ダッカの業者さんは、電球交換ひとつでも3人で来てくれます。
ありがたいのですが、
- どの電球が切れたか確認
- 3人で電球を買いに行く
- 30分〜1時間後に戻る
- 取り付け
という流れになることも。
毎回、「1人だけ先に買いに行ったら早いのでは?」「1人だけあらかじめ電気屋さんにスタンバっておいて電話で電球のタイプを聞いて購入→合流とかできないのかな?」
と思うのですが、そこは文化や仕事の進め方の違いなのかもしれません。
ゴミ
日本の場合
当日お出ししたペットボトルのお茶やコーヒー、個包装のお菓子の袋からスイカの皮まで(!)お盆の上にはゴミになるものは何も残っていませんでした。。
ダッカの場合
一度配線系のメンテナンスをしてもらったときは、床中に電線の切れ端や小さなゴミをいっぱいにして帰って行きました。立ち会ってくれた夫の会社の総務の人が、大きなゴミは拾っていけと言ってくれたけど・・でも彼らの仕事は「メンテナンス」であって、後片付けや掃除はきっと含まれていないのです。お手伝いさんを雇っている家が多いから、掃除はお手伝いさんがやるものという認識なのだろうな。サービス料とってるわけじゃないから、それでいいんだよ・・。
まとめ
ダッカでの家のメンテナンス、毎回ストレスフルだったけどこうやって書いてみると何か憎めないし可愛く思えて来る・・また経験したいかと言われるとしたくないですが。笑
どこの国にも良い人もいれば注意が必要な人もいます。ダッカでも、たくさん業者の人が来たと思ったら、一人が自分に何か聞いてきて話していたら、別の人が財布からお札を取っていた、ということもあるようなので、日本でも同じですが、家に誰かが入って作業をするときは貴重品に気をつけようと思いました。
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