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KIKO
2022年4月〜スリランカ駐妻1年目
2018-2020年はバングラデシュにいました
海外営業→秘書→無職2姉妹の母
大福・ごま汁粉・チーズケーキが好きです

海外で盗難に。3つ保険会社に携行品損害の請求を行った話

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目次

海外で泥棒に遭う!被害に遭ったお金は戻ってくる?

日本への入国条件が緩和され、海外旅行に行きやすくなってきました。私の周りでも、数年ぶりの海外旅行を予定している人や既に出かけている人が出てきています。久しぶりの海外、何に気をつければいいのだっけ?無事に楽しく旅行を終えられるように、私の悲しい失敗談と、その後の手続きを載せておきます。(2016年末の話なので今では笑って話せます)

 

ヨーロッパに旅行に行き、ホテルで着ていたパジャマ以外ほぼ盗まれて頑張って帰国した話です。(まだ子どもがいない時でよかった)

第一回・目を覚ますと何もない

第二回・プチプラダウンも暖かい

第三回・ホテルはグルなのか

無事帰国できた後は、被害に遭った物品の金額を少しでも多く取り戻したい・・と携行品損害の保険請求をしました。

海外旅行保険に入っていなかった!どうする?

「旅慣れている」と思っていた節もあり、海外旅行保険には加入していませんでした。そんな中、我々を救ってくれたのはクレジットカード付帯の海外旅行傷害保険。旅行するたびに加入する保険よりは簡素なものが多いイメージですが、年会費のかかるカードなどであれば、かなり手厚い保障が用意されているものもあります

クレジットカード付帯の旅行傷害保険についてあまり知られていないこと

クレジットカード付帯の保険は複数社に請求できる

これがとてもありがたかった制度でした。私は海外旅行傷害保険付帯のクレジットカードを3枚持っていたので、それぞれの補償額を合わせた額を申請することができました

旅行準備・旅行中にクレジットカードを使わずに請求できる会社と、使った旅行のみ請求できる会社がある

携行品損害を請求したい旅行中に、クレジットカードを使ったことがあれば請求できるカードと、ただ所有しているだけで保険請求できるカードがあります。

私は楽天カード、ANA(SFC)カード、エポスカードを所持。

  • ANASFCカード(年会費かかる)→持っているだけで請求できる。普通カードで30万円
  • エポスカード (年会費無料)→持っているだけで請求できる。年会費無料カードでも20万円
  • 楽天カード(年会費無料)→楽天カードを使って飛行機代などを支払った旅行であれば請求できる。年会費無料カードでも20万円。

運よく旅行の飛行機代、ホテル代などは楽天カードで支払っていたため、3社ともに請求ができました。

クレジットカード付帯の携行品損害保険の請求をする

まずは窓口に電話

まずは窓口に電話して保険請求のための用紙を送ってもらう必要があります。

エポスカードの場合、「エポスカード海外旅行保険事故受付センター」が24時間、帰国後の保険請求の問い合わせに対応しています。

エポスカード海外旅行保険事故受付センター(24時間) 0120-11-0101

電話がつながったら状況を説明し、保険請求の用紙を送ってもらいます

請求用紙の書き方

請求の用紙には、なくなったもの、その金額、買った年月を記入する欄がありますが、はるかに多くのものがなくなったので、エクセルで自作して添付することに。

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項目はわかりやすいように、品名、ブランド、購入店、価格、購入年月日、領収証有無(クレジットカード支払いの場合、履歴があれば有に)としました。

購入時の金額ではなく、経年による時価額が支払われる

一度全ての請求したい品物を書き出します。購入時の価格を提出しますが、重要なのは保険会社から支払われるのは、購入時の金額ではなく、現在の価値(時価)で支払われるということ。

20万円まで携行品損害保険がきく場合、時価で合計20万円になるように計算して請求する必要があります

私が計算した方法

  • 一度すべての項目を書き出す。
  • 購入日より1年経つと20%くらい時価額が下がると計算する(20%にあまり根拠はないですが)
  • 予想時価額で、3社それぞれの最大補償額に近くなるように分割する。
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経年価格は((価格)×(1-経年×0.2))で算出しました。

→物によって、経年でどれだけ価格が下がるかは変動があるようです。(スーツケースは価格の下落が大きい、など)

パスポートなどの再発行費用を別途支給してもらえることも

保険会社の規約にもよりますが、パスポートや免許証の再発行費用を上記の携行品請求と別枠で請求できるところもありました。再発行費用は色々とばかにならないのでありがたい。

注意!一つの品物の補償上限額は10万円

今回一番悲しかったこと・・・それは旅行中にもらった婚約指輪を速攻で盗まれたこと・・

そしてこのクレジットカード付帯の携行品損害保険の場合、一つの品物の補償額上限が10万円なのです。というわけで、真新しいジュエリーも、ブランドのバッグを持っていたとしても戻ってくるのは10万円です。涙

今頃あの指輪はどこにいるのかなぁ・・

結論:どこが一番スムーズに保険がおりた?聞き取り調査のある会社も!

驚くほどスムーズだったANA SFC(東京海上日動)

書類を提出すると、直接保険会社から電話がかかってきて、内容の確認が行われます。

最もスムーズだったのが、ANA SFCカードの東京海上日動火災保険。事情を説明し、他に2社提出しているということを伝えると、「今回明細を拝見したところ、最大補償額を超えていましたので全額のお支払いとなります」とのこと。書類提出から2週間かからずくらいで支払いとなりました。

エポスカードと楽天カードは同じ保険会社。こちらは書類提出から1ヶ月くらいで支払いとなりました。それでも補償してくれるのはありがたい。

ちなみに、保険会社が異なっても、盗難の案件、盗難されたもののリストは共有されるようです。ANA SFCに申請した補償額が満額を上回っていても、エポスカードでの補償額が空いているからそちらに回しますね、ということも事情を話せばしてもらえました。(それまでにめっちゃ電話しましたが)

最後にはきちんと支払いの内訳(それぞれの物の値段)が送られてきました。

高額補償だと専門業者の聞き取りが

夫のカードは年会費有りのエポスプラチナカード一本で、その分補償額も高い(100万円!)。そのため、後日専門業者からアポがあり、当時の事情の聞き取りがありました。

仕事終わりにファミレスで待ち合わせ、業者の方は2人来られて、夫婦それぞれ離れたところで聞き取り。額が大きいだけに、きっちりしています。盗難に遭った場所の図を書いて説明したり、盗難に遭ったものの確認などそれぞれ回答しました。これらの内容は散々チェコ警察に話したり、保険会社に最初の請求をするときに書面にしていたので、夫婦の見解一致だった様子。補償手続きはその後進められました。

盗難に遭わないことが重要、でも遭ったらその後の対応が重要

独身時代、ヨーロッパへのクリスマスシーズン旅行、かつ冬なので、 色々と物を持って行き過ぎたのは反省点。(婚約指輪は嬉しかったのでのぞく)最近のバンコク買い出し旅行などは暑いのもあり持って行くものが少ない。

反省と学んだこと

  • 華美なものを身につけない
  • 高価なものはショッピング保険のあるクレジットカードで買う(泣)
  • カード類は最小限持って行く
  • 財布が盗難にあった時は、すぐに引き落とせるデビットカードより、支払いまでに時間があるクレジットカードの方がカード会社に言いやすい
  • スリに遭わないように鞄は体に密着させられるもの
  • ホテルに着いたらセーフティーボックスを探す
  • セーフティーボックスごと盗られないかも一応確認
  • アパートメントホテルに宿泊の場合は、最初に部屋の窓が全部施錠されているか確認
  • つくりが古いホテル(昔からの建物を改築)は、防犯性も低い可能性があるので注意する
  • できるだけ信頼の置ける大手チェーンのホテルに泊まる
  • 携行品損害補償のあるクレジットカードを所有しておく
  • 海外旅行保険に入る
  • 万が一侵入に気づいても、寝たふりをして身を守る

今回はモノだけ盗まれて、私たちは寝ていて何も気づかなかったのが不幸中の幸いだったかもしれません。

 

年会費無料のエポスカードで海外旅行保険に入る

今回たまたま持っている(そして家で眠っていた)だけで20万円分の携行品損害を請求できたエポスカード 。年会費無料なので旅行前に作っていて損はないなと思いました。

エポスカードの特長

  • 年会費無料(海外旅行保険も無料)
  • 海外旅行保険が自動付帯(旅行代金の支払いをしないと保険金がおりないカードが多数)
  • 出国から90日間保険適用(帰国してから請求できる)
  • 旅行中の怪我や事故などには、日本語で状況を説明し対応してもらえる緊急医療アシスタンスサービスがある
  • エポスカードの提示でカラオケ、映画、遊園地など割引される施設が多数ある
  • ネットから入会すると2000エポスポイント(2000円相当)がもらえる

海外で病院に行った記事はこちら

どちらも海外在住の時のものですが、保険会社経由で予約ができたので、すんなりと病状を伝えることができました。

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この記事を書いた人

2018年〜2020年バングラデシュ帯同
コロナで帰国後2022年4月からスリランカ駐妻になりました。
南アジアで姉妹子育て中です。
バングラデシュ・スリランカの生活、駐在帯同準備、妊婦ひとり暮らし、0歳児と2人暮らし、子連れ海外旅行などについて書いています。

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