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KIKO
2022年4月〜スリランカ駐妻1年目
2018-2020年はバングラデシュにいました
海外営業→秘書→無職2姉妹の母
大福・ごま汁粉・チーズケーキが好きです

スリランカで病院にかかった記録【ウイルス性胃腸炎】

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こんにちは。スリランカ・コロンボに住んで1ヶ月が経った2児の母です。

私事ながらブログの仕様を変更し、少しずつ落ち着いてきたのでそろそろスリランカでの出来事を書こうと思い、まず思い立ったのが家族総出で胃腸炎?ノロウイルス?にかかったことでした。早速病院にも行ってきたので記録します。

目次

話は聞いていたけど・・こうやって感染するのか胃腸炎

始まりは予兆なくやってくるのですね・・。

ある晩、夫が次女に寝る前のミルクを飲ませていたのですが、1/3ほど残していました。(いつもは200ml一気なのですが)夜ご飯をたくさん食べたからお腹もいっぱいなのかな?と特に何も思わず就寝。早朝に次女が泣いているのでなんとなくベッドを覗いてみると・・

めっちゃ吐いてる

すぐさまシャワーで次女を綺麗にし、ベビーベッドに敷いていたタオルケットとマットレスカバーも洗濯。その後吐くことはなかったのですが一日下痢。いつも食欲旺盛な次女、この日はパンしか食べず。いつもより機嫌が悪い時が多かったのですが、基本的には元気だったので家でおとなしく様子見していました。

機嫌が悪くてギャン泣きの時もしまじろうの動画だけは喜んで見ている・・ありがとうしまじろう。

潜伏期間?長女・私が発症

その日の晩は次女のミルクもお休みして寝かせました。今日は吐いてないか?時々様子を見ましたが大丈夫そうだったので、私も就寝。

夜中の3時ごろ泣いて起きた次女を見ると、お腹の方にうんち漏れ。しかも2時間くらい経っているのか、乾燥している・・。夫を起こしてシャワーをしてもらう。感染症だと危ないからということで、私もマスクをしてベッドのシーツを変えたり、偶然前日に買っていた塩素系漂白剤に漬けたりしていました。。が、急に吐き気を催し、トイレへ。ひとまず治って次女の様子を見にいくと、「長女が吐いた」と夫。ホラーの幕開けなのかな・・とぼんやり思い、またマスクと手袋をして掃除。長女は吐いたらスッキリしたのか元気、綺麗に洗ってもらった次女は幸いにも(?)すぐに寝ついたので私も寝よう・・と思ったらまた吐き気が。3時から5時の間に4回トイレに駆け込み、そのあとは寝ました。

ノロウイルスなどの感染症だと、潜伏期間が24〜48時間だそうなので、前日から感染はしていたのかも。

なぜか一人無事だった夫が病院を予約

寝室は私と次女、夫と長女の2部屋に分かれて寝ています。(本当はみんなで寝たいけどベッドが重すぎて動かせない)ノロウイルスのような感染症だと、次女と同じ部屋で寝ていた私が感染するのは確実。特に次女に近づいていない長女も感染したのがちょっと怖い・・。朝、なぜか一人無事だった夫がウェルビーという通院アテンドサービスをしてくださる会社経由で病院を予約してくれました。

Lanka Hospital

コロンボにある大きな病院。会社から2つ病院を紹介してくれましたが、家から近い?方のこちらにしました。(もう一つはNawaloka Hospital、コロンボシティセンター近くなので西の方に住まれている方はそちらの方が近いはず)ダッカにあるUnited Hospitalを彷彿とさせる。

エントランスを入るととにかく広い。病気の治療から、産婦人科まであるようでした。

吐き気と寒気がしたけど「いつかこれもブログに書こう・・」と辛うじて撮った写真

大きい病院は受診が難しい・・日本語のできる人が付き添ってくれました

今回は病院のアテンドサービスなどをやってもらえるウェルビーさんに電話して診察の予約をしてもらいました。前回バングラデシュで病院に行った時は海外旅行保険でしたが、アテンドサービスの会社や海外旅行保険を通じて受診する一番のメリットは、日本語または英語ができる人の付き添いがあり、支払いなどを全てやってもらえることだと思います。自分の体調が悪い場合、最初にどこに行けば良いのか、どこに受診する科があるのかなど聞くのも大変なので、次はここです、ここで待っててなどと誘導してもらえて助かりました。また、医者との会話の際は簡単な通訳もしてもらえました。病院関連の単語って全然わからないのでありがたい。

Lanka Hospital小児科

大きい病院なので、一つの科に複数の医師の部屋があり、受診予定の医師の部屋の前で待ちます。

まずは症状が軽い長女、お腹が痛くないかの確認のみありました。そして嘔吐は治まったものの下痢が続く1歳次女は、問診の後、血液検査と便検査をするようにと言われました。便は持ってきていなかったので次出た時に持参、提出したらワッツアップ(スリランカはLINEゼロ、ほぼワッツアップですね)連絡くださいと担当の医師の番号をもらいました。この辺簡単に番号を渡してスムーズにその後のコミュニケーションができるところ、海外のいいところだと思います。

Lanka Hospital内科

続いては私の診察。予約時間にまだ医者がいないとのことで、30分くらい待ちました。次女は抱っこ紐でこの日の午前中ほぼずっと寝ていました。

医者は食あたりでは?とのこと、外食はしたかとか何か変わったものは食べたかなどの問診。次女が先に嘔吐したのでそれの感染では?と聞くと、そうかもしれませんねとのこと。とりあえず整腸剤を出します、整腸剤を飲むと吐き気も治りますとのことでした。

次女は採血のためラボへ

血液検査や便の検査などを行うラボラトリー室が病院内にあり、次女はそこで採血。結果は数時間後に送りますとのことでした。また、便検査のための容器を受け取りました。

薬局で薬を受け取り

医師から受け取った処方箋?を薬局に提出し、自分の番号が呼ばれるのを待ちます。本来ならその場で支払いがあるのですが、ここも保険の付き添いの方がやってくださいました。

胃腸炎?ノロ?もらった薬

ノロウイルスなどの感染症の場合、病院でもらえる薬は基本的に整腸剤、ということを事前に日本語のサイトで調べていたので今回出た薬も基本は整腸剤

次女・・オレンジ味の経口補水液的なもの(1日分)、整腸剤2種類(粉、シロップ)、解熱剤

長女・・オレンジ味の経口補水液的なもの(1日分)、整腸剤2種類(粉、シロップ)

私・・・・オレンジ味の経口補水液的なもの(1日分)、整腸剤2種類(小さい錠剤)

パキスタン製、下痢や嘔吐で水分が失われているので飲む経口補水液的なものだと理解。これが・・美味しくない。12時間で飲み切るようにとのこと。

オレンジ味の↑がなんとも言えない甘くて薬っぽい味で飲みにくかったので、この国の薬は子どもに飲みやすい味なのか・・と心配していましたが、シロップの方は甘くて飲みやすいようです。粉薬の方は長女拒否。長女は胃が弱っているものの基本元気なのでいいかとシロップだけ飲ませました。大人の整腸剤錠剤は、小さい錠剤なので飲むのは簡単でした。シロップは自分で水を入れて作る、粉薬は20mlの水と混ぜる、この薬は朝晩でこの薬は8時間おきなど3人分の薬の管理が大変でした。

解熱剤はスリランカ全国的に不足

処方箋には次女に解熱剤(Panadolというもの)も出ていたようですが、ランカ病院には在庫がなかったそうです。その後アテンドの方が一緒に薬局に探しに行ってくださったのですが、薬局にもなし。全国的に不足しているようです。我が家は日本から次女用に解熱剤の座薬を持ってきていたので、その写真を送り、飲み合わせOKと確認してもらいました。

病院から帰宅後、回復傾向の母子と遅れて発症した父

病院から帰宅したのは出発から2時間半後くらいでした。待ち時間も結構あった(小児科はすぐだった、主に私の内科)し、朝から何も食べていないし長女はお腹すいたを連発。さっぱりしたものなら食べられるかも?とUberでフレッシュいちごジュースとスイカジュースを注文。医者からは、「まずはビスケットから食べるように」と言われたので、スリランカでお世話になっている現地のマリービスケットも少しずつ食べました。次女はりんごのピュレ(日本で買って持ってきていた)をすごい勢いで飲んだ後、ベビーのビスケットをモリモリ食べていました。この日は回復期なのかその後また自ら寝転がって寝ていました。

いちごジュースは1000ルピー(400円くらい)。奮発。

帰宅後3時間ほど発熱で苦しんだ私ですが、解熱剤を飲んで回復。と同時に夫が発症。夫も長女の嘔吐に付き合ったり次女を洗ったり前日からシャワー浴びさせまくり生活だったのでやはり。夫は翌朝発熱しましたが、解熱剤を飲んで復活。夫婦時間差で発症して、本当に不幸中の幸いでした。

学んだこと・備えておくべきもの

ノロを疑う場合はおむつを持っていくべき

ノロウイルスなど感染症を疑うときは、便の入ったおむつを持っていくべきでした。今回は持っていかなかったので、便検査キットを渡され、翌日に持っていきました。

ポカリの粉を常備しておくべき

海外だとなかなかポカリや経口補水液を日本ほど気軽に買えるわけではありません。水分・塩分などを美味しく補給するためにポカリの粉を常備しておくべきだったと思いました。

ゴム手袋、漂白剤、ポリ袋はあると何かと役立つ

たまたま前日に漂白剤を買っておいたのが役立ちました。また、掃除をする時などに使うゴム手袋も一家に一つ必要だと思いました。(バングラからの荷物にたまたま未使用のものが入っていた)

防水のベッドシーツ・冷感ベッドパッドは持ってくると便利

日本は防水のベッドシーツや夏になると接触冷感のベッドパッドが各サイズたくさん売られていて、本当に便利だと思います。一時帰国することがあれば、洗い替え用の接触冷感のベッドパッドを買おうと思います・・!

ラボからの検査結果

ランカ病院ラボから、血液検査と便検査の結果がきました。血液検査は問題なし。この検査、デング熱かどうかを調べるものだったようですが、結果は陰性とありました。便検査はロタウイルス感染症かどうかを調べるものでした。ロタは陰性。検査結果を担当の小児科医に送ったところ、「軽い感染症」と返信が来ました。何の感染症なのかわからないけど、とりあえず次女も回復傾向にあるしよかった。この国もデング熱に気をつけないと行けないのだなぁ・・。

寝る前のミルクを卒業

食欲旺盛で何でも食べる次女、卒乳もしたし、いつまで哺乳瓶で寝る前のミルクを飲ませようかな、でも飲むのをやめて夜中に空腹で起きたら大変だし・・とミルク卒業のタイミングを考えていました。が、この数日間、乳製品は胃が弱っているときに摂ると負担がかかるのでミルクを控えていましたが、眠れている。これを機に寝る前のミルクをなくしてもいいのでは?と試しにミルクを飲ませずに寝かしたところ、特に普段と変わらずに寝付いています。

医薬品の不足・・常備薬は多めに持ってきて間違いない

建国以来の経済危機と言われる今のスリランカ。医薬品の不足も深刻だそうです。日本にいるときは次女がよく風邪をひいていたので、風邪薬はたくさん持ってきていたものの、胃腸の薬はノーマークでした。我が家もしばらく分は解熱剤などありますが、次回帰国したらまたお腹のくすりも合わせて買っておきたいと思います。

なぜ発症したのかはわからないけど1歳児、何でも口に入れるから思い当たる感染源は様々・・。今後気をつけます。

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この記事を書いた人

2018年〜2020年バングラデシュ帯同
コロナで帰国後2022年4月からスリランカ駐妻になりました。
南アジアで姉妹子育て中です。
バングラデシュ・スリランカの生活、駐在帯同準備、妊婦ひとり暮らし、0歳児と2人暮らし、子連れ海外旅行などについて書いています。

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