子連れスリランカ旅行って、やっぱり大変?
「スリランカに行ってみたいけれど、子連れだとまだちょっと難しいかな……」
この記事を開いてくださった方のなかには、そんなふうに思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も友人や、日本の幼稚園で知り合ったママから「スリランカは行ってみたいけど、子どもがいるからどうだろう」と相談されたことがあります。
私自身、スリランカに4年半暮らし、2人の子どもを連れて旅行や生活をしてきました。
そこで感じたのは、「確かに子連れなら大変な部分はある。でも、ポイントを押さえれば、子連れでも十分楽しめる」ということ。
この記事では、スリランカ旅行で事前に知っておくべき「大変ポイント」と、私がそれ以上に感じた「子連れ旅行のしやすさ」、そして快適に旅行をするために押さえておくべきポイントを紹介したいと思います。
子連れスリランカ旅行で「大変そう」と感じるポイント
飛行機の移動時間が長い
スリランカは成田空港から直行便が週に3往復飛んでいます。片道にかかる時間は、9~10時間。ヨーロッパよりは断然近いとはいえ、成田を朝に出発してから約10時間、子どもたちと過ごすのはなかなか大変。
一方、スリランカから成田への帰国便は、ちょうど夜寝る時間に被っているので思ったよりもあっという間に着いたりします。
観光地間の移動距離が長い
スリランカ国内旅行のハードルといえば、観光地への移動手段が限られていること!電車も走っていますが、車よりスピードも遅く、時間がかかります(短い区間なら楽しく乗れます!)。
たとえばコロンボからシーギリヤへは約5時間。キャンディは約4時間の車移動です。
シーギリヤは何歳から登れる?
スリランカといえばぜひ行きたい、シーギリヤロック。巨大な岩山の上に築かれた、スリランカを代表する世界遺産です。

階段をたくさん登るうえ、途中には大人でも足がすくむような高さを登る場所もあります。

我が家の場合は、シーギリヤをしっかり楽しむなら5歳くらいからが目安かなと感じました。(途中から抱っこでしたが!)もちろん小さいうちであれば、抱っこ紐で一緒に登ることもできます。
茶畑は子どもも楽しめる?
紅茶好きならぜひ行きたい紅茶工場や茶摘み体験。
私も子どもが4歳と1歳のときに連れて行きましたが、初めて見る紅茶工場の大きな機械や茶葉が運ばれる様子にびっくり、そして興味津々。
さすがに2人とも20分ほどで飽きてきましたが、なんとか工場見学はできました。茶畑の中を歩くのは楽しんでいました。

子どもが食べられるものはある?
スリランカといえばカレー。そしてスパイスの国であり、あらゆる料理にスパイスが使われています。
コロンボや観光地の高級ホテルでは、子どもが食べやすい味付けのもの(ピザやパスタ、チャーハンなど)を注文することができます。

とはいえ、どうしても周りにローカルなカレー屋さんしかない、という場合は、スーパーで菓子パンを買って持ち込んだり、日本から日持ちのするパンを持っていくのも手です。
スリランカは比較的おおらかなので、子どもがお店で持ち込んだものを食べていても、特に何か言われることはほぼありません。

衛生面は大丈夫?
やっぱり不安なのが旅先での衛生面。「清潔」の基準は人と場所によってさまざまなので、除菌シートや手口ふき、除菌スプレーを多めに持っていくに越したことはありません。トイレにトイレットペーパーがないことも多いので、水に流せるティッシュも必要です。
地方でローカルご飯を食べる機会が多いというママ友は、正露丸を常備していると言っていました😇
とはいえ、私自身は4年半スリランカで生活していましたが、衛生面について必要以上に神経質になる必要はないと感じていました。特に子連れ旅行では、ホテルやレストランなどを少し選んでおくだけでも安心感が違います。

4年半住んで感じた、スリランカが子連れ旅行しやすい理由
ここまで読むと「やっぱり子連れスリランカ旅行は大変そう……」と思われるかもしれません。でも、実際に4年半住んでみて、私はスリランカは意外と子連れ旅行がしやすい国だと感じています。
とにかく子どもに優しい!
スリランカ人はどこに行っても子どもに優しくて、特に外国人の小さな子どもとわかると一緒に写真を撮って!と言われることもあります。タイやマレーシアも子どもに優しいですが、それ以上な感じがしています。そのためレストランやホテルで子どもがぐずったりしても周りを気にしなくてもいいのが助かるポイント。

ホテルのプールが子連れ旅行の強い味方
私がスリランカに行って思ったのが、「どこでもプールがある」ということ。常夏の国であり、特に沿岸部のホテルには屋外プールが備えられていることがほとんどです。リゾート感満載のプールから、都市部のルーフトッププールまで、日本にはないくらいの広々としたプールで遊ぶことができますよ☺️


動物好きの子どもにはたまらない
サファリに行かなくても、スリランカの街中や道端にはさまざまな動物に出会うチャンスがあります。
たとえばコロンボ市内でもリスはどこにでもいるし、なんなら猿もいる。水の近くにはイグアナやオオトカゲが歩いているし、ふと見上げるとクジャクが屋根の上にいたりする。ペリカン、牛、馬、犬、ねこ、あちこちで出会うことができます。
もちろんサファリもおすすめ。大きなジープに乗って行くので、親も抱っこしたりする必要がないのが楽だった!

大きなバンをチャーターすれば移動が楽
観光地への主な交通手段は車です。ただし、高速道路が整備されているエリアが限られているので、シーギリヤやヌワラエリアなどは、ほとんど下道を走ることになります。
子連れで一番安心なのは、あらかじめすべての工程で車をチャーターしておくこと。車酔いが心配なときは、少し割高にはなりますが、3列のバンなどを予約しておくと、揺れも抑えられ、子どもも横になって過ごすこともできます。
食事は「持っていく」という選択肢も
子どもが1歳から2歳くらいだと、外食で食べられるものも限られてきます。私は外泊するときは、離乳食のレトルトや、1歳から食べられるカレーのパウチになったものなどを持って行くようにしていました。日本からの旅行だと、レトルトごはんを持って行くのもいいかもしれません☺️小さい子どもだと、基本的にレストランへの持ち込みは何も言われないかと思います。
トイレもドライバーさんに相談できる
旅行の時に心配なこと、一番はトイレが許容範囲か問題。子ども連れだとなおさら心配ですよね。
移動の時にどこでトイレに行っておくかは、車を予約している場合はあらかじめドライバーさんに相談するのがいいかと思います。たとえば4時間の距離のドライブの場合は出発して2時間くらいで行きたい、など。ドライバーさんも慣れていると思うので、「このあたりだとここのトイレが一番綺麗」などといった情報をお持ちだったりします☺️
子連れスリランカ旅行で失敗しないためのポイント
すみません、失敗しないと見出しに書きましたが、こんな国だからきっと何かのちのち笑えるようなちょっとしたハプニングはあると思います。
行きたい場所を詰め込みすぎない
子連れスリランカ旅行は、観光地を効率よくたくさん回ろうとすると大変。でも、移動とホテルを快適にして、ゆったり旅をするなら、実はかなり子連れ向きです。
私が実際に行ってみて、親も大変ではなかった!と思った旅行先をいくつか挙げます。
①ヤーラ国立公園のジープサファリ旅行
ジープに乗って動物を見るので、歩かないから楽!笑
そしてホテルはリゾート感にあふれているので、一つの旅先で2つの違った楽しみ方ができます。


②世界遺産ゴールの要塞をめぐる
コロンボから高速で2時間ほどで行ける行きやすさ、オランダ統治時代の跡が色濃く残る旧市街の街並み、そしてホテルやレストランの選択肢も豊富でした。


③ベントタでジェフリー・バワのホテルに泊まる
泊まるだけでスリランカをこれでもかというくらい味わうことができたCinnamon Bentota Beach。コロンボから車で2時間ほどの場所にあり、付近もバワさんゆかりの場所がたくさんあります。広い敷地のホテルに泊まるだけで、スリランカを満喫できるホテルでした。

初めてならツアーを利用するのもおすすめ
もちろんツアーで行かれる方もたくさんいらっしゃいます。
世界遺産のシギリヤロックや野生動物サファリ、紅茶畑を効率よく巡る5泊6日〜10日間のプランがHISやJTBなどの旅行会社から販売されています。
また、コロンボや空港発着での現地周遊ツアーもありますよ☺️最適な行程を組んでくれて、移動手段もすべて含まれているので、計画が楽に立てられます。
スリランカツアー移動手段は日本人のいる旅行会社に相談
日本人スタッフがいるスリランカの旅行会社もいくつかあります。我が家はいつも、コンチツアーさんにスケジュールの相談と、車・ドライバーの手配をお願いしていました。
丁寧に返信してくださるうえ、「この日程になります」とこまめに日程表を送ってくださるのがありがたかったです☺️
ドライバーさんたちも親切な方ばかりでした。
フライトは「直行便」だけが正解ではない
現在、日本からスリランカへは成田-スリランカ間の直行便が運航されています。
成田発は午前中に出発して夕方17時ごろに到着、スリランカ発は夜20時ごろに出発して、日本には朝に到着するスケジュール。なんだかんだで、直行便が一番楽……なのですが、西日本にお住まいの場合は、わざわざ逆方向の成田まで行ってから直行便に乗る必要はないのかな?とも思います。
私は普段、関空を利用していたのですが、シンガポール経由や香港経由もなかなか快適でした。乗り継ぎのタイミングによっては、経由地をプチ散策することもできます☺️
小さな子ども連れだと「乗り継ぎ=大変」というイメージがありますが、関空から出発できることや、途中で一度休憩できることを考えると、経由便がかえって楽な場合もあります。


ホテルは4つ星以上+プール付きがおすすめ
スリランカでホテルを調べると、小さなヴィラからゲストハウス、民泊まで、ものすごい数の宿泊施設が出てきます。
どこに泊まるか迷ってしまいますが、小さな子ども連れの場合は、安心感のある4つ星以上のホテルや、プール付きのホテルがおすすめです。
我が家はあまりホテルに関しては冒険しないタイプなので、4つ星以上の大きめのホテルにたくさん泊まりました(1泊1室1万円くらいからあります✨)。そのおかげか、水回りのトラブルや害虫などに遭うこともなく、何かと安心して過ごせました。

そして、ホテルはぜひプール付きがおすすめ✨
観光に出かけなくても、ホテルのプールでずっと遊んでいられるので、子どもたちの満足度も高くなります。
子連れ旅行では、毎日朝から晩まで観光するよりも、「今日はホテルでプール遊びの日!」と決めて、ゆっくり過ごす日を作るのもおすすめですよ。
子連れスリランカ旅行なら「ホテル選び」が大切
観光地をたくさん巡るのももちろん楽しいのですが、子連れ旅行では移動が続くと大人も子どもも疲れてしまいます。
そこでおすすめしたいのが、ホテルそのものを旅の楽しみのひとつにすること。
プールで遊んだり、広い敷地を散策したり、ホテルのレストランでゆっくり食事をしたり。少し疲れた日は、あえて観光に出かけずホテルで過ごすのも、スリランカ旅行の楽しみ方のひとつです。
特に子連れなら、
- プールがある
- 敷地が広く、ホテル内で遊べる
- レストランの選択肢がある
- 清潔で水回りが整っている
- ファミリーでゆったり過ごせる客室がある
などを基準にホテルを選ぶと、旅行中の負担をかなり減らせます。
私自身、スリランカに4年半暮らしていた間に、子どもたちとさまざまなホテルに泊まりました。
ここまで紹介したヤーラやゴール、ベントタのほかにも、「ここは子連れ旅行におすすめ!」と思ったホテルがたくさんあります。
実際に泊まってみた感想や、子連れ目線で気になったポイントも詳しく紹介しているので、ホテル選びの参考にしてみてくださいね。
\実際に泊まったホテルをチェック/
コロンボのおすすめホテル
ITC Ratnadipa Colombo

コロンボの新しいランドマークとなった、外観からゴージャスなホテル。インフィニティプールはリゾート感満載なのでぜひ体験したい✨

Granbell Colombo
とにかく映え📸なルーフトッププールの写真が撮れるこのホテル。
日系ホテルなので日本人スタッフがいるのも安心ポイント。おいしい日本食レストランもあります。海の上にいるような気分が味わえる、シービューのお部屋がおすすめです。


ハンバントタのおすすめホテル
Shangri-la Hambantota
コロンボから高速道路で行けるのでアクセス◎。広大なプール、広い敷地で1泊では遊び尽くせないほど。
ヤーラ国立公園からも近いので、サファリ旅行の途中に一泊するのもおすすめです。

エラ・ヌワラエリヤ・ハットンでおすすめ
EKHO ELLA
ヌワラエリヤ方面へ行くなら、ぜひ訪れてほしい紅茶畑の広がるエラ。小さなホテルが多い中、こちらは複数のホテルを展開するブランドのホテルです。
涼しい気候のエリアなので、プールではなく大きめのジャグジーが設置されています。

Ceylon Tea Trails
スリランカにまつわる書籍でも多く取り上げられている、紅茶畑の中に泊まるリゾート。

オールインクルーシブで・バトラーさんによるサービスも受けられる、ラグジュアリーな滞在ができます。

ほかにも、コロンボで泊まったホテルやおすすめのホテルはこちらにまとめてあります

子連れでもスリランカ旅行はできる!
子連れスリランカ旅行は、決して「子どもが小さいから無理」という旅行先ではありません。
ただし、日本のように公共交通機関を乗り継いで効率よく観光する旅行とは少し違います。
行き先を絞る、移動を快適にする、ホテルを少し良いところにする。この3つを意識するだけでも、子連れ旅行のハードルはかなり下げられます。

私自身、スリランカで4年半暮らし、2人の子どもを連れてさまざまな場所を旅行しました。
もちろん、長時間の移動や慣れない食事など、「ちょっと大変だったな」と思うこともあります。
それでも、子どもに優しい人々、ホテルのプール、豊かな自然や動物たちなど、スリランカならではの魅力もたくさんありました。
日本とは違うからこそ、子どもにとっても大人にとっても、きっと思い出に残る旅になるはず。
「子連れだからスリランカは無理」と決めつけず、無理のない日程と快適なホテルを選んで、家族でスリランカ旅行を楽しんでみてくださいね。
この記事が、これから子連れでスリランカ旅行を計画する方の参考になればうれしいです☺️
\おすすめお土産はこちら/





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