南アジアで子育て

夫の赴任に伴い、バングラデシュで2歳児を連れて生活。一人暮らし妊婦生活、東京での娘との二人暮らしを経て渡航。気づいたこと調べたこと色々。

“南アジアで子育て”

1児の母・専業主婦のもやもや

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たまには今の自分のこと、思いの丈を書きなぐってみたいと思います。

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子有り専業主婦のもやもや

幸せなはずなのにイマイチそれを実感できない日々

「ブログを書いている」と言うと、「さぞ充実した生活を送っているんだろう」と思われることもありますが、多くのブロガーさんたちは「何気ない普通の日常から思ったことや発見したことを切り取って記事にしている」のであり、私も同じく一主婦としてさほど変化のない日々の中から考えたことや調べたことをブログに綴っています。

同じ職場だった夫と結婚し、無事に式と新婚旅行も行い、子どもも生まれ、海外転勤に伴って退職、専業主婦になったと言うと我ながら人生のビッグイベントと呼ばれるものにたくさん立ち会えて十分じゃないか、と思うのですが、専業主婦になってからなのかどこか満たされない気持ちが心の中にあります。

 

急に社会から取り残される感じ

リーマンショック後の就活でズタボロだった私を拾ってくれた中小企業でなんとか社会性を身につけ、新卒では到底入れなかったであろう企業へ転職、それなりに社会人として自分で食べていけているという自信があったところから一転、養ってもらう立場へ。小さな子どもと二人きり、慣れないダッカや今の北関東での生活、社会は回り続けているし働いている友人たちや元同僚たちはキャリアを順調に積んでいたり社交的な友人がママ友会の輪を広げている間、自分は時が止まっているような気がしていました。

 

夫が羨ましくてたまらない時期もあった

社会からの孤立感、そして初めて会う人たちからはただ「お母さん」という存在で見られるようになること、なんだか物足りなくて、仕事を通じて社会と繋がっている夫が羨ましくて仕方がない時もありました。一日中ぼんやりと子どもの相手をしているのではなく、私も大人と話して頭を回転させて、何かの役に立ちたい。そして2ヶ月に1回くらいは自分へのご褒美にデパコスなどを買ったりしたい(デパートめぐりが好きだったのに近くにないからもう半年以上行ってないな)。少し前までは同じフロアで働いていたのに(社歴は全然違うけど)、今やこちらはいつか必要になった時に社会復帰できるのだろうかと不安に思うレベル。夫は順調に勤続年数を伸ばし、食事の時間になれば食事ができていて子どもも日々大きくなっていて、羨ましい。(最近は激務のため羨ましくない。後半に続きます)

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自己肯定感の低さ

専業主婦の仕事量を月給換算すると20万円」とも聞きますが、実際にお金が入ってくるわけではないので会社員時代と異なり、自分がどれだけ働いているかということを客観的に見ることができません。これは働いていて専業主婦になった人に共通しているかもしれませんが、自分のものを買うのに夫に「これ買って」と言うのにかなり躊躇してしまいます。1万円以上する服やカバンも買わなくなりました。(ダッカ・北関東生活、人と会わないし身につけていく場所がないというのも大きい)

 

そして娘が楽しそうなのと、つかの間の家事・リフレッシュ時間のために利用している一時預かり。今のところ娘の定額給付金から保育料を出しているとはいえ、アパートのお隣のお宅は2歳児を自宅保育していて、うちだけ預けているのもなんだか夫?誰か?に申し訳ない気分。私が熱を入れて探している一時預かりのできる保育園情報にあまり乗り気ではないのも、「私が娘を預けても預けなくても部屋にこもって仕事をするのは変わりないし、仕方ないよね・・」とたまにいじけたりしています。

 

世間からは「いい身分」と見られがち(な気がする)

そんな孤立感ともやもやを実感している専業主婦ですが、世間からは少なからず「優雅そう」なイメージを持たれていると思います(少なくとも独身時代の私はそう思っていた)。先進国の駐妻がどれだけ田舎町に住んでいようと「でもその国に住めるなんていいなぁ」と思われがちであるのと同様に、専業主婦というと「でも時間に余裕があるのはいいなぁ」「旦那さんの稼ぎがいいのかな」とどこかそういったイメージがある気がします。(最近は働きたくても働けずやむなく専業主婦のままである、というケースもあると取り上げられていますよね)

働いてもいないのに、養ってもらっているのに、私なんかが辛いとは言い出しにくい。。」とまだまだ世の中には小さい子どもを抱えて声を潜めている人たちがいるのだろうな、とも思います。

(バングラデシュに帯同というと、みんな頑張ってるねとかよくやってるねと褒めてくれるのでまだまだ恵まれていますが)

 

夫の激務化と家族のストレス

夫が激務になればなるほど主婦の仕事量も増える

ここ数ヶ月のうちの夫は激務です。在宅勤務とはいえ、いや在宅勤務だからこそ、残業時間も終電も関係なくほぼ一日中パソコンの前に座っています。しかもバングラカレンダーで働いているので基本的に週6勤務。労働時間が長いほど病気のリスクは上がるというし、それより腰痛とか肩こりとか大丈夫なのか心配だし、時給換算したらダッカ時代の半分くらいになってそうだし長く働いても手当がつくわけでもないので激務に良いことは見当たりません。そして夫が仕事を任されれば任されるほど家庭のことに割く時間がなくなるので、娘とのお風呂の時間がなくなり、夕食の後に遊ぶ時間がなくなり、その分主婦である私のワンオペ業務が増えて行きます。

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パパが家にいるのに遊べない・・子どものストレス

家で仕事をしていても、「家にいるのになんで遊んでくれないの?」と理解しきれないのが子ども。昼食・夕食の時に夫が出てきたときはここぞとばかりに遊んでもらおうとしています。上機嫌で遊んでもらっても10分程度で切り上げねばならず、

「パパと遊びたいよう」「パパとお風呂入る!」「パパも一緒に寝て!(でもパパ寝かしつけで寝ることはない)」と娘が叫んでいる姿を見て、「こんなにも我が子から求められる期間なんて一瞬なのに、仕事を優先しないといけない日本のサラリーマンってなんなんだろう・・」と家族全員が幸せに過ごせないこの働き方はなんとかならないのか、と思ったりしています。

 

在宅勤務も一長一短

朝昼晩と食事は一緒にできるし、洗濯物は干してくれるしタバコを吸いがてら乾き具合をチェックしてくれるし、基本的に家にいてくれることは安心なので夫が在宅勤務であることに感謝する面はたくさんあります。ただし先にも挙げた通り、オフィスとは違いオフィスの消灯時間も終電も関係なく、朝からまさに寝る前まで仕事。夕食後も仕事が続くので、こちらもずっと気が急いています。そして娘を夫の仕事部屋から引き離すのも一苦労

 

自分の子どもは世界一可愛い だけど少しは離れたい

専業主婦の預けるハードルの高さ

義実家に住んでいた時は、コロナが落ち着いてきた7月から週に3日、近所の保育園に子どもを通わせることができました。ダッカにいる頃は週5日午前中通っていたプレスクール、継続して同年代の子どもたちがいる環境に入れてあげたいのと、つわりで以前のように外遊びにも連れて行けなくなり、休む時間が欲しいというのがありました。比較的フレキシブルに預かってもらうことができたのですが、義実家付近は高齢化が進んでいて、小さな子どもが少なく受け入れも余裕があったのかもしれません。

一方、子どもが多く少しだけ賑やかな近隣の街に引っ越してきてからは一時預かりを探すのに一苦労。これまでのように「毎週O曜日に通います」と言えるところがなく、「外で働いていないお母さんは週に1日預けられます」「預けた日に次の予約が取れます」など、外で働いていないことで子どもを預けるのはこんなに難しいのか・・と実感しています。今までが恵まれすぎてたのだとも思いますが。 

専業主婦になったからと言って、子どもの相手をするのが好きだったり向いているわけではないのに。もっと勉強したいことがたくさんあるし、本が読みたい。子どもだって家の中でずっと同じ遊びをしているよりは、同年代の子たちとかけっこをしたり滑り台で遊んでいる方がずっと成長に良いと思うのだけどなぁ。

 

ダッカに行ってから家族で過ごす時間もたくさんあったし、いろんな国に行けたし楽しいことがたくさんあったけど、今回働いていないということで色々な保育園から良い回答を得られず、専業主婦になんてならなければ良かったのかなぁとも思いました。

 

「フランスの子育てが日本より10倍楽な理由」を読んで

なんとなく「毎日しんどいな」という気持ちを持っている時に図書館で見つけたのがこの本。

タイトルを見た時に思ったのは、「やっぱり子育てってしんどいと思うのが普通で良かったんだ」ということ。日本の子育ては「産んだのだから自己責任」。一方先進国の中でも出生率が上がっているフランスで起きているのは、「社会全体で支える」ということ。

フランスと日本の主な違いがはっきりと書かれていました。

 

先進国の中でも出生率2.0以上を誇るフランス

(仏)子供を多く持つことは幸せだと考える

(日)子どもが多いのは大変だという目で見がち(実際に大変)

 

シングルマザーの貧困率が日本は高いが、フランスでは収入がなくとも子どもを学校に通わせられる

(仏)安心して子育てできる理由には、高い子ども手当てと3歳から大学までの学費無料

(日)日本は子ども1人につき2000万円の費用がかかると言われる

 

税金への考え方について

(仏)学費無料という高福祉は高い税金から賄われている。特に企業が支払う税金は高く、個人が給与から引かれる税も多いが、いつ自分が福祉にお世話になるかわからないから皆支払う

(日)日本は税金を下げたが、消費税を一律で課すことで弱者に厳しい税制となった

 

企業・労働者と家族の関係性について

(仏)法律をつくり、社会全体で子育てをしようと考える

(日)配偶者手当をつけるなど、企業が家族ごと養う性質だった日本。不況によりその制度が崩れ、結果自己責任での子育てとなる。

 

共働きという考え方について

(仏)共働きが基本。専業主婦もいなくはないが、専業主婦が多かったのは2世代前という感じ。子どもが小さいうちは、父母どちらもが「フルタイム」「パートタイム」勤務を選ぶことができ、日本のような大きな給与格差はなく、戻りたい時にフルタイムに戻れる。(今は家族と長く居たいからパートタイム勤務に変更した、という男性も出て来る)

(日)共働きが増えたにも関わらず、サラリーマンと専業主婦家庭をモデルに社会が成り立っているので苦しむ人が増えている。子どもが産まれてすぐであっても、長時間労働を課せられている男性も多い。

 

法律できちんと守られるか

(仏)社長より法律が強いフランス。育休を取得する男性も多いし、「自分が最初に取得することは今後の会社のためになる」という考え方。

(日)法律より上司、周りの目が強い日本。日本にも父親の取れる育休制度があるにもかかわらず、実際に取得している人はあまり多くありません。法律はあっても、人数がギリギリの職場では上司や周りからの理解を得づらかったり、復帰した時に不当な待遇を受けると言ったニュースも見るのでそのようになるのかと思います。

 

フランスのマクロン大統領は9月23日、来年7月から父親の育休を28日間に倍増させ、うち7日間は義務にすると発表しました。期間中、給料はほぼ100%支払われます。ユニセフ(国連児童基金)は去年、日本の父親の育休期間は世界で最も長い一方、実際に取得する人は少ないと指摘しています。

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これ以外に、フランスの子どもを預ける受け口が様々であり、またどれを選んでも補助金が受けられること、就業時間が週35時間でありそれが徹底して守られていることなど仕事と育児を両立しやすい環境が一人一人によって守られていると感じました。真逆を行くのが「小さな政府」を掲げ、自由競争社会の国アメリカですが、日本人の気質、考え方を見るとアメリカよりもフランスのような「大きな政府」を目指すべき、とありました。

なるほど今は時代が移り変わる時、子育てが辛いと思っても仕方のない環境にいるんだと様々なデータから情報を得られたことで、少しスッキリしました。 

 

日本は完璧を求めすぎ?

中小企業から大企業へ転職して思ったことは、日本の企業ってこんなに会議多いのかそして社内資料なのに作るの細かいのかということ(中小企業も日本の会社ですが)。毎週のように会議や報告会、そこで発表される現在の進捗と「次はこれをやります」という報告、でも明日からは別の会議の準備もあるし、一体誰がどこで実務をまわしているの??? と謎でたまりませんでした。報告の資料以上に予備の資料が膨らんだり、予備の予備の資料を作ったり、パワーポイントの書体をくまなくチェックしたり、「ええとこれは一応偉い人とはいえど身内に見せるんだし別に良いやん」と思いつつプリントアウトした資料のチェックをしていました。

中小企業にいた頃は、社長や会長があまり細かい業務内容に興味がなく、私のいた部署は来年の予算もほぼノーチェックだったので、中国人の営業部長に「来年の売り上げ予想を一応ください」と言うと、今年の売り上げに全て1.2が掛け算されたエクセルが送られてきました。(そして受理される)

中小企業にいた時のことは極端すぎますが、日本も週の労働時間が定められているからできるだけ守って仕事以外の時間も確保できるようにしてください・・と切に願うのですが、日本にいても海外会社所属だと週休1日が通っていたり色々とグレーなのか。

 

終わりに

なんだか専業主婦のもやもやの話から労働時間の話に飛躍してしまいましたが、今週は久々に週休2日であり家族でゆっくり過ごす時間もできてかなり精神面が回復したので、やはり仕事に追われない時間は大切なのだなと思いました。そして色々ぐだぐだと書きましたが、リフレッシュもできたので、今日からも続くと思われる夫の長時間労働・週休1日も頑張って乗り越えようと思います。(やっとペーパードライバー講習が予約できたので、2時間集中して約10年のブランクを取り戻す・・!) 

 

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KIKO

バングラデシュ駐妻2年生。2歳児の母。普段はぐだぐだ引きこもり生活。反動で海外・日本では子連れお出かけ多め。旅は、計画を立てるところから好き。詳しいプロフィールはこちらから。