こんにちは。スリランカ在住の主婦です。
コロンボ発・3泊4日で、以前からずっと気になっていたエラ(Ella)とヌワラエリヤへ子どもと一緒に旅行してきました。
実際に回ったスポットや移動ルートを中心に、「これから行く方の参考になるように」記録としてまとめておきます☺️
(金額などは2023年末に訪れた時のもののため、現在は値上がりの可能性があります)
日本のガイドブックに載らない?大人気の町エラ(Ella)とは
エラは、スリランカ南東部ウバ州・バドゥーラ地区にある小さな山あいの町。コロンボからは約200km、標高は約1,041mと高く、朝晩はとても涼しいのが特徴です。
2019年版の日本語ガイドブックにはほとんど情報が載っていないエリアですが、実は欧米人旅行者に大人気の観光地。
街を歩いていると、観光客やバックパッカーの多くが欧米人で、スリランカ人がその次、日本人や東アジア系はかなり少なめという印象でした。
自然・アクティビティ・街歩きが全部そろうエラ
エラの魅力は、とにかくバランスの良さ。
- 気軽に楽しめる自然散策やトレッキング
- 本格的な登山やジップラインなどのアクティビティ
- 絶景を望めるプール付きのホテル
- 紅茶畑を走る「紅茶列車」
- 外国人向けのおしゃれなカフェやレストラン
- 夜まで楽しめるナイトライフ
「大自然の中でのんびり」も
「観光もアクティブも楽しみたい」も、どちらも叶う場所です。

ちなみに、エラが属するウバ地方。
どこかで聞いたことがある…と思ったら、キリン午後の紅茶ミルクティーはウバ産の茶葉を使っているのですね
子連れでも楽しめた理由
標高が高く、スリランカにしては珍しく涼しい気候なので、子ども連れでも比較的過ごしやすかったのもエラの良かった点。
- 暑さで体力を消耗しにくい
- 街がコンパクトで移動が楽
- カフェやレストランが多く、休憩しやすい
子連れでも「自然×観光」を無理なく楽しめる場所だと感じました。
なぜ日本人が少ないのか?
エラを歩いていて不思議だったのが、日本人観光客の少なさ。
その理由は、旅程の違いにあると感じました。
日本からスリランカへ来る観光客の多くは、1週間前後の限られた日程で旅行するケースがほとんど。
交通網が決して便利とは言えないスリランカでは、1週間で回れるエリアは、
- 南西部のビーチリゾート
- シーギリヤ
- キャンディ
- コロンボ
このあたりが精一杯です。
頑張って高原地帯のヌワラエリヤまで足を伸ばしたとしても、そこからさらに移動時間のかかるエラまで行くのはなかなかハード。
一方で、欧米諸国からの旅行者は、数週間〜1ヶ月ほどの長期バケーションで訪れる人が多い印象です。
そのため、
- エラに数日〜1週間ほど滞在
- 自然の中でのんびり過ごす
- トレッキングやアクティビティを楽しむ
- その後、別の町へ移動
という余裕のある旅程を組むことができます。
こうした休暇文化と旅程の違いが、エラに日本人観光客が少なく、欧米人が多い理由なのかな、と思いました。
ヌワラエリヤとはどんなところ?


ヌワラエリヤは、スリランカ中部の高原エリアに位置する町。
日本語のガイドブックにも掲載されているため、スリランカ旅行の中でも比較的日本人に人気のあるエリアです。
コロンボから直接向かう場合は、山道を長時間車で進む必要がありますが、エラからなら車で約2時間ほどと、アクセスしやすい距離感。
標高が高いため、昼間でも涼しく、朝晩は少し肌寒いほど。暑いスリランカの中では、まるで別世界のような気候です。
町を歩いていると、イギリス統治時代に建てられた建物や設備が数多く残っていて、赤レンガの建物やコロニアル様式のホテル、整えられた庭園などが点在しています。
その景色を目にすると、思わず「ここは本当にスリランカか?」と感じてしまうほど。
紅茶畑に囲まれた涼しい高原の町で、エラの自然とはまた違った、クラシカルで落ち着いた雰囲気を楽しめるのがヌワラエリヤの魅力です。


エラ・ヌワラエリヤの旅はどうやって行ける?移動手段は?
エラ・ヌワラエリヤ方面へ行く主な移動手段は、列車か車の2択です。旅程や同行者(子連れかどうか)によって、向き・不向きがはっきり分かれます。
列車で行く場合
スリランカ旅行で一度は体験したいのが、山岳地帯を走る紅茶列車。
中でも有名なのが、コロンボ〜エラ(Badulla)間を結ぶ「エッラ・オデッセイ(Ella Odyssey)」です。
- 運行:金曜・日曜のみ(週2便)
- 所要時間:約10時間
- 料金:エアコン付き一等車でも 約5,000ルピー(約2,500円)
この価格で景色抜群の列車旅ができるのは、正直かなりお得。
他にも通常の列車や寝台列車が走っていますが、どの列車を使っても所要時間はだいたい10時間前後です。
景色を楽しみたい・時間に余裕がある・大人だけの旅なら、列車移動はとても魅力的な選択肢だと思います。
車で行く場合
とにかく早く・自由に移動したいなら車一択です。
コロンボからエラへは、南回りで高速道路を利用し、その後北上するルートが最も一般的。
所要時間:約5〜6時間


地図を見ると中央を突っ切るルートの方が近そうに見えますが、こちらは下道のみ+後半は山道が続くため、
距離は短くてもかえって1時間ほど長くかかることが多いそうです。
子連れなら「車移動」が安心
私たちは今回、子ども連れ&荷物が多くなることを考えて車移動を選びました。
4日間、ドライバー付きの車をチャーターし、手配はコンチツアーさんにお願いしました。
- 日本人の方が窓口で対応してくれる
- やりたいこと・行きたい場所を伝えると、旅程にうまく組み込んでくれる
- 「列車に乗るなら事前に発券した方がいいですよ」など、細かい事前情報も教えてくれる
など、初めて行くエリアでも不安なく計画を立てることができました。
子連れ旅では「トイレ休憩」「急な予定変更」「疲れたらすぐ戻れる」という点でも、車移動は本当に楽でした。
滞在したホテル|エラで子連れに選んだ宿
エラには、高級リゾートから小さなブティックホテルまで、本当にたくさんの宿泊施設があります。
特に多いのは、若い欧米人観光客やバックパッカー向けの、こじんまりとした宿。
おしゃれだけれど、部屋がかなりコンパクトだったり、階段が多かったり、子連れだと少し不安になる宿も多い印象でした。
私たちが訪れた7〜8月はヨーロッパのバカンスシーズンと重なっていたこともあり、立地の良い3つ星以上のホテルはほぼ満室。
正直、ホテル探しはかなり苦戦しました…。
そんな中、最後の1室で予約できたのがこちら。
エコーエッラ(EKHO ELLA)
子連れで泊まったレビューがあまり見つからず少し迷いましたが、「子連れだからこそ、安さ重視で外したくない…」という思いから、
- スリランカ国内に複数のホテルを展開している
- 一定のサービス水準が期待できそう
という理由で、そこそこ大手のホテルブランドを選びました。
結果的に、この判断は正解だったと思います。
立地がとにかく便利
エコーエッラは、エラのカフェやレストランが集まる大通りから徒歩すぐ。
- 食事に困らない
- 夜でも移動距離が短くて安心
- 子どもが疲れてもすぐホテルに戻れる
という点で、子連れにはかなりありがたい立地でした。
ホテルについて詳しくはこちらに書きました↓


4日間で旅したルート・日程
コロンボからエラまでは約5時間半の道のり。大人だったら途中でランチ休憩を挟んだりしてスムーズに行けそうですが、幼児づれなので途中で気分転換したほうが機嫌良く乗ってくれるのではと画策。
ローカルサファリ
コロンボからの高速道路の終着点、ハンバントタ付近にローカルなサファリパークがあるのを発見。日本からの中古バスに気持ち程度柵をくっつけている特製バスに乗り、蒸し風呂状態で1時間ほど園内の動物たちを見て回りました。


ローカル食堂でランチ
ローカルなサファリパーク近くには外国人が行くようなカフェやレストランはないので、ローカル食堂でスリランカカレーを食べました(ビュッフェスタイル500ルピー。250円くらい)
美味しかった・・!


子どもたちにはスリランカカレーは辛くて食べられないので、持参したパンやおにぎりを。
ハンバントタからエラ(2時間)
サファリですっかり疲れた幼児たち、エラへの山道ではよく寝てくれました。
ホテル、夕方のエラ
エラに着いた後はホテルで少し休んで街歩き。


この日はエラの名所を見て回ることに。
エッラオデッセイ乗車、ナインアーチブリッジ
朝から駅へ向かい、週に2便しか運行しない豪華列車「エッラ・オデッセイ」に乗車。
日程が合えば、ぜひ体験してほしい列車です。ナインアーチブリッジ周辺の景色も圧巻。


98acresでランチ
その後、エラの高級リゾートホテル、「98acres」にあるレストランでランチ。


雰囲気を味わえたのはよかったですが、接客は高級ホテルとは思えないくらいいまいちだったし(この時だけかもですが)料理も割高だったのでここはお茶をしに来るくらいでいいのかなと思いました。
Ravana Falls
午後はRavanaの滝へ。車で20分くらいかかりますが、なんとエラの大通りから歩く人も多いのだとか・・。途中に小さなカフェがあったのはそういう理由なのか。


猿がいるので、なるべく手には何も持たず行くべきとのこと。
ホテルでのんびり
夕方はホテルのジャグジーで遊ぶ。日陰は涼しい気候なので、ジャグジーくらいの湯温がちょうどいい。
夜のエラは楽しい
夜は大通りを歩いて行きたいお店でご飯。コロンボの方が都会ですが、エラのようにおしゃれなレストランやカフェが立ち並び、歩くだけで楽しいというような通りはあまりないので、とても楽しい。


ホテルで朝食後、片道2時間でヌワラエリヤへ。山道が多いので、車酔いをしないように気をつけて朝食を食べました。
いちごスイーツ休憩|Adma Agro Strawberry Farm
ヌワラエリヤはスリランカ有数のいちご産地。
- トイレが広くて比較的きれい
- 駐車場も広く、ツアー立ち寄りにも使われている様子
子連れでも立ち寄りやすい休憩スポットでした。


午後の紅茶のお茶畑、ペドロ茶園見学
午後の紅茶レモンティーに使われているのは、ここペドロ茶園の紅茶。基本的な紅茶の作り方を教えてもらい、最後に紅茶を飲む、という短いツアーに参加しました。大人は1人500ルピー。


グランドホテルでハイティー体験
ヌワラエリヤの中心にある、これぞイギリス!という見た目のホテル。こちらのハイティーは、空いていれば予約なし・早い時間からいただけるのがとても良かった。思いがけず、お茶の産地で、しかもヨーロピアンな雰囲気の中、シャンパンとハイティーセットをいただけました。


グランドホテルの公園で遊ぶ
こちらのホテル、綺麗に整備された公園があります。我が家の5歳児と2歳児は大喜びで、1時間くらいは遊び倒しました・・。(木陰は涼しいので親も楽)
グレゴリーパークでボートに乗る
こちらも中心部にあるグレゴリー公園。外国人は入場料がかかりますが、芝生が整備されていて綺麗です。
スワンやボート、スピードボートに乗ることができます。
エラに戻り、夕食
夕方にはまた2時間かけてエラに戻り、夕食に出かけました。エラの夜の街は楽しい。


リトルアダムスピーク登山
夜明け前にホテルを出発し、リトルアダムスピークという小さな山へ。「15分か20分くらいの気軽な山だから」と事前情報を得て行ったのですが、、階段がたくさんで、まだ寝ぼけている5歳と2歳児を抱っこしながらの登山は息が上がりすぎました。
でも無事登頂、ちょうど朝日が見えて、すごくいい気分でした・・!お隣にあるエラロックは、登るのに5時間くらいかかるガチ登山なので、ガチ登山はしたくない旅行の場合はこちらがとてもいいと思います。
ウナワチュナの海を見に行く
シャワーを浴びてホテルをチェックアウトして、3時間ほどで南部の海辺街ウナワチュナへ。海を見て帰りたいね、など言っていたら、波が穏やかなポイントにドライバーさんが連れて行ってくれました。
波が穏やかだし砂も綺麗だし、なんとウミガメも泳いでいたし・・!海に入りたい気持ちでいっぱいでしたが、娘二人が異様に海を怖がるので近づけず断念。
スリランカ、東海岸まで行かなくても綺麗な砂浜があると知りました。
3時間くらいでコロンボへ
コロンボに着いてからは道が混んでいたりもしたので、3時間ほどで自宅に到着。
子連れでエラ・ヌワラエリヤを周った感想
とにかく車移動が多め!山道を走る時もあるので、できるだけ山道を走るときは子どもが寝そうな時間に合わせたり、酔い止めを飲んだりと対策が必要だなと思いました。車酔いするとは思わなかったのでどっちもやらなかったですが!
気候は?
基本的にカラッとして涼しい気候でした。が、天気のいい昼間は普通に暑かった。半袖と、薄手の長袖と両方あるといいなと思いました。ヌワラエリヤに滞在した場合は、朝晩は長袖必須だと思います。
子連れでエラ・ヌワラエリヤを周った感想まとめ
今回の4日間の旅で感じたのは、子連れでも十分楽しめるけれど、移動や気候にはちょっとした工夫が必要ということです。
- 車移動が多めで山道も走るため、子どもが寝やすい時間帯に合わせたり、車酔い対策を考えておくと安心。
- 気候は涼しく過ごしやすいですが、日差しの強い昼間は半袖で十分。朝晩やヌワラエリヤ滞在時は薄手の長袖や羽織ものがあると快適です。
- エラは自然や滝、列車やナインアーチブリッジなど見どころがコンパクトにまとまっていて、街歩きやカフェも楽しめる街。
- ヌワラエリヤは紅茶農園やハイティー、いちご農園など子どもも大人も楽しめるスポットが多く、半日〜1日で観光が可能。
子どもがいても無理なく楽しめるポイントを押さえつつ、少し余裕をもった旅程にすると、家族全員で充実した高原・山間の旅を満喫できます。



お読みいただきありがとうございました
Ellaの美味しいご飯やさん


紅茶畑の真ん中に泊まる、Ceylon Tea Trailsはこちら














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