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KIKO
2022年4月〜スリランカ駐妻1年目
2018-2020年はバングラデシュにいました
海外営業→秘書→無職2姉妹の母
大福・ごま汁粉・チーズケーキが好きです

結婚・海外在住・旧姓の口座。手続きの面倒から考えた“子どもの口座どうする問題”

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ある日、母から突然こんな連絡がありました。

「悪いけど、これあんた名義の口座やから、旧姓から名義変更しといてほしいねん。あと定期預金を解約して、この口座に移してほしい」

手渡されたのは、地元の信用金庫の通帳と定期預金の証書。どちらも私名義ですが、完全に私はノータッチだった口座です。

事情はこう。

定期預金は金利もほとんどつかないし、このまま放っておくのももったいないので、別の形で持ち直したい、と母。

というわけで、娘を抱っこ紐に入れて、信用金庫へ向かうことになりました。


目次

子ども名義の口座って、実際どうなの?

ところで、今回の一件をきっかけに、「子ども名義の口座って作るべき?」と改めて考えました。

児童手当、出産祝い、お年玉…子ども関連のお金を入れておく場所として、確かに子ども名義の口座を作りたくなるタイミングはあります。

私自身も娘用の口座を作りました(まだノータッチですが…)。

けれど、いつ・どうやって管理を引き継ぐか?はしっかり考えておかないと、将来なかなか面倒なことになるかもしれない…と、今回身をもって実感しました。

手続きでつまずいたポイント

1. 本人確認ができない

私はまず、旧姓から現在の姓への名義変更をしようとしました。

必要書類は以下の通り:

  • 氏名変更が分かる身分証 → 免許証でOK
  • 現住所の確認ができるもの → 通常は住民票や健康保険証など

氏名の変更については免許証があったので問題なし。でも、住民票がない=住所確認ができない=本人確認が不十分ということで、名義変更はできませんでした。

(※ちなみに、名義変更をしなくても定期預金の解約は可能だそうです)


2. 印鑑が違う/手元にない

さらに問題だったのが印鑑

母から預かった印鑑は、どうやら登録印とは違ったようです。

私が登録していたのは、海外赴任時に持って行った方だったかもしれません。

この印鑑がないと、解約も不可

「あとでまた来ます」が簡単にできない距離に住んでいると、本当に厄介です。


結婚後に口座を引き継ぐのは、意外と面倒

成人後、特に結婚後に口座を渡されると、手続きが意外と煩雑。

名義変更の必要があり、さらに旧姓→新姓を証明する書類、印鑑、住所確認書類なども必要です。

「文句言うな」って言われそうだけど…結婚してから名義変更しなきゃいけない場所、多すぎるんですよね。


地銀・信金の口座は遠方に住むと扱いにくい

地元の地銀や信用金庫で作った口座は、実家を離れて遠方・ましてや海外に住むようになると、使い勝手が悪くなります。

近くにATMがなかったり、窓口に行けなかったり…。

(最近はネットバンキング対応の信金もあるとはいえ、限界あり)


子ども名義の口座を作るなら、考えておきたいこと

今回のように「自分名義なのに動かせない」状況を経験し、子どもに口座を作るなら以下の点に気をつけたいと思いました。

✅ 子ども名義口座のポイント

  • ネットバンクかメガバンク(もしくはゆうちょ)で作る→ 就職後の給与振込などで重複しても問題ないよう、できればネットバンクが便利
  • 親が預かって管理する期間を明確にしておく→ 「●歳になったら渡す」と決めておく
  • お祝い金やお年玉など、贈与税対象にならない範囲で管理→ 年間110万円以下が非課税(継続性や管理状況にも注意)
  • 使う目的を決めておく→ 教育費?将来の留学費用?生活資金?目的があると管理もブレにくい
  • 遠方・海外在住を想定して銀行を選ぶ→ いざという時に、印鑑や書類で困らない体制に

まとめ|「とりあえず口座」は将来の自分が苦労するかも

実家を離れ、海外に住み、久々に預金口座をめぐる手続きに直面して思ったこと。

「とりあえず名義だけ作っとこう」

「親が管理しておけばいいか」

…というのは、未来の自分や子どもが困る可能性もある、ということ。

口座は“お金をしまう箱”ではなく、生活に密接に関わるツール

だからこそ、ライフステージに応じて定期的に見直す必要があるのかもしれません

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この記事を書いた人

2018年〜2020年バングラデシュ帯同
コロナで帰国後2022年4月からスリランカ駐妻になりました。
南アジアで姉妹子育て中です。
バングラデシュ・スリランカの生活、駐在帯同準備、妊婦ひとり暮らし、0歳児と2人暮らし、子連れ海外旅行などについて書いています。

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