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KIKO
2022年4月〜スリランカ駐妻1年目
2018-2020年はバングラデシュにいました
海外営業→秘書→無職2姉妹の母
大福・ごま汁粉・チーズケーキが好きです

スリランカ「未来都市」ポートシティ・コロンボに行ってきました【どんなところ?何ができる?】

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こんにちは。スリランカに住んでもうすぐ3年目の主婦です。先日長女のお友達のお誕生日会にお呼ばれし、初めて大規模な建設が続く人工埋め立て島・ポートシティコロンボに足を踏み入れました。

建設中の埋め立て島で誕生日会とはどういうこと?と思いましたが想像以上に思い出に残る日になりました・・✨

これを機に、ポートシティってそもそも何?ということを調べ直し、また大人から子どもまで楽しめる場所があったのでいつかの週末にまた遊びに行けるようにここで備忘録を兼ねて紹介したいと思います☺️

目次

ポートシティ・コロンボとは?

どんなところ?

完成予想図(こちらより引用)

スリランカ最大の商業都市・コロンボのコロンボ港沖合に、埋め立てによる269ヘクタールの人工島を造成し、オフィスビルや医療施設、教育施設、統合型リゾート施設、マリーナ、商業施設、ホテルなどを建設するプロジェクト

2014年に着工、2019年に埋め立て工事が完了。完成予想は2041年であり、現在も建設が進んでいます。

この開発プロジェクトはスリランカの前首相と中国の総書記によって開始され、中国の「一帯一路」関連プロジェクトと認識されていますが、中国企業だけでなく各国の企業の投資・進出が奨励されています

建設が予定されている施設は下記の通り

  • コロンボ国際金融センター(CIFC)
  • ラグジュアリーヨットマリーナ
  • インターナショナルスクール
  • 国際大学
  • コンベンションセンター
  • 国際病院
  • 統合リゾート
  • 高級ヴィラ
  • 高級マリーナレジデンス
  • 高級ビーチリゾート
  • 象徴的なホテル
  • マリーナホテル
  • ダウンタウンの免税施設

上記のような様々な設備や企業が集まることで国際的なビジネス環境、世界クラスのインフラ、安定した居住環境が得られ、また発展著しい南アジア市場へのアクセスの拠点となることを目指している・・とのこと。完成後には8万3,000人の雇用を生み、25万人が居住することが見込まれているようです。

驚きの優遇措置

とはいえそんなに企業の誘致や投資がうまく行くのか?と思うのですが、ポートシティに進出した企業やその従業員には結構びっくりな優遇措置が取られるようです。

域内では、全従業員に対する個人所得税や最大40年間の法人税、開発費用にかかる輸入時の関税や消費税の免除を認める。また、100%外国株主による会社設立や、輸出志向のビジネス、外国投資に伴う送金での外国通貨による取引、年次制限のない外国従業員の雇用やビザの発給が可能となる。インフラが整うまでの当初の5年間は、ポートシティー外で上記の奨励策・免除策の下、操業をすることができる。
ジェトロサイトより引用)

法人税の安さやその他税制措置からたくさんの企業を誘致してきたシンガポールでも法人税率は17%。最大40年とはいえ、法人税が無税になり、関税や消費税の免除などがあるとなると南アジアに拠点を構えたい企業などにとってはメリットなのでしょうか。

従業員の個人所得税免除もすごい。所得税といえば、日本でサラリーマンをしていると、せっかくお給料やボーナスが出ても、住民税と一緒にたくさん持っていかれるあの税。もちろんスリランカでも所得税は課されていて(しかもこの金融危機で課税対象も広がったみたいで)、それが無税になるというと結構大きいはず。そして支払われるお給料の通貨も選べるとか。

計画を聞くとかなり「夢の未来都市」感があります

ポートシティ・コロンボに行ってみました

アクセスは?誰でも入れる?

ポートシティのサイトによると、入場無料、誰でも入場可能だそうですが、必ず事前にポートシティのアプリをダウンロードし、入場の登録をするようにと書かれています。

他にもお呼ばれの場合は、事前に車のナンバーや、タクシーで行く場合は名前の登録を行い、入場のためのQRコードを発行してもらうこともあるようです。

今回はお誕生日会でお呼ばれだったので、主催者の方に登録してもらい、QRコードを送ってもらいました

フォート地区にあるキングスバリーホテル付近にはポートシティにつながる道路があり、その入り口でQRコードのチェックをしています。が、なぜか私たちは車の窓をちょっと開けてQRコードはノーチェックで通されました。中国人だと思われて優遇されたのかな・・?

ポートシティの敷地に入ってからはしばらく何もないところが続くので、車やトゥクトゥクで行くのがいいかと思います。

ポートシティに続く橋
ほとんどこんな景色が続きました

どんな施設がある?

Portcity Beach Plaza

建設中の何もない道を走ること5分ほど、レストランのような建物が立ち並ぶ場所がありました。道路からは建物の裏側しか見えないのでよくわからなかったのですが、どうやら20軒近くのフードコートのようなお店があるようです。お店のジャンルはスリランカ料理、インド料理、中華、アイスクリーム屋さんなど。

お店と座席はビーチに面していて、マリンアクティビティをするためのボートやカヌーなどの貸し出しをする店もあります。

Speed Bay(ゴーカート)

トラックコースでゴーカートができます。手袋や安全装置などは全て貸してもらえて、口コミによると10分間で5,000ルピー(約2500円)とのこと。

Colombo Dunes ATV Track

4輪バギーに乗って3つのコースを運転できるというもの。高い!という口コミも多いので、事前に料金をよく調べてから行くのが良さそうです。

Ceylon Riding Club(乗馬)

馬に乗って人工ビーチを散歩できるもの。夕方に夕陽を眺めながら乗るのもとても良さそうです。

5歳以上の子どもはポニーの乗馬がRs5,000(20ドル)、大人はRs.7,000(24ドル)とのことです。乗馬時間は20分。

他にもゴルフ場やランニングコースがあったり、海ではヨットに乗っている人がいたりしました。

Beach Park

完全予約制のレストラン・遊び場・プライベートビーチのある施設。WhatsAppまたは電話で事前予約が必須。最低利用金額が決まっていて、大人はRs.1500(750円くらい)、4-15歳の子どもはRs .1,000。大規模な遊び場が隣接されており、そこはプラスRs.1,000(500円くらい)支払えば子どもたちは遊び場で自由に遊ぶことができます。

注意:トゥクトゥクタクシーで入れない

注意書きにあるように、二輪のバイクや三輪のトゥクトゥクでは入場できないようです。バイクNGの理由は安全面を考えて?なのかと思いますが、トゥクトゥクは、来ることはできても帰りにUberなどで呼ぶことができない(客を乗せないトゥクトゥクはポートシティ内に入ることができない)のもあるのかなぁと思います。

Beach Parkのキッズプレイエリアがすごかった

レストランでの最低利用金額(大人750円、こども500円)に加えて子ども1人約500円で利用することのできるキッズプレイエリアがとにかく大規模!

ここは水着や着替えがあるともっと楽しめると思いました

楽しい!まだ綺麗!な遊具たち

まずは目に飛び込んでくるバウンシーキャッスル。全体がふわふわで、跳んだり滑り台を滑ったり、思いっきり体を動かして遊べる遊具です。

ただし、こういう仕様なのかアクシデントかわからないのですが、あらゆるところから水が吹き出していました。海辺だからびしょ濡れになって遊べるようになっていたのかな・・?我が家は着替えも水着も持っていなかったので、ここは使わず。

ブランコもありました。3月後半の午後3時半はまだまだ容赦ない日差し・・どこからともなくおじちゃんが現れて、子どもたちのブランコを押してくれました。日本語を勉強していると言っていたので、日本が好きなのでしょうか。ありがたい。

複数人が乗れるブランコもありました。

子供達が楽しそうに乗っていた、手漕ぎボート。広いプールにボートを浮かべて、手元にあるレバーをくるくる回して進みます。見てるだけで暑かったけど、子どもたちは気持ちよさそうにボートに乗っていました。

他にも人工ビーチで貝殻を集めたり(本物の貝殻だけどどこから来たのか)、お誕生日会で呼んでくれていたキッズクラフトのお姉さんたちとスライム作りをしたり、ずっと楽しそうに過ごしていました。

まだオープンしてさほど時間が経っていないからか?ブランコやボートはまだまだ綺麗でした!

ポートシティは夕暮れ時がとにかく綺麗

スリランカが一年で一番暑いシーズンである3月後半から5月ごろ。(年中暑いのですが)夕方5時ごろになってやっと暑さがおさまり、夕暮れ時には風が吹いて気持ちのいい気温になりました。

ビーチの席も埋まり始め、夕陽と海をバックに写真撮影をする人たちも増えてきました。ビーチバレーをする人たちも☺️

ポートシティは昼間は灼熱なので(ビーチパークの屋根の下は涼しかった)、夕方ごろの訪問がおすすめです。各陸上のアクティビティもやはり、夕方がおすすめと書かれている口コミを多く見かけます。

まとめ

まだまだ都市として機能するには時間を要するポートシティですが、一部の施設はオープンし、マリンアクティビティやその他陸上アクティビティが楽しめるようになりました。

事前予約できる場所は予約をしておくことが無難ですが、QRコードも何も無しでトゥクトゥクで行けたよーという話も耳にしたり、私たちもノーチェックでポートシティに入れたりまだ対応はまちまちなので予約時に確認するのがいいのかなと思いました。

スリランカの記事はこちら

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スリランカのリゾートに泊まった記録とコロンボ在住外国人ママたちが勧めるホテル

紅茶の産地・Ceylon Tea Trailsで旧英国農園主の邸宅に泊まる

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この記事を書いた人

2018年〜2020年バングラデシュ帯同
コロナで帰国後2022年4月からスリランカ駐妻になりました。
南アジアで姉妹子育て中です。
バングラデシュ・スリランカの生活、駐在帯同準備、妊婦ひとり暮らし、0歳児と2人暮らし、子連れ海外旅行などについて書いています。

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